電撃文庫<br> 日和ちゃんのお願いは絶対

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電撃文庫
日和ちゃんのお願いは絶対

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  • サイズ 文庫判/ページ数 296p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784049131840
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

まるで、世界が終わりたがっているみたい――それは。最後の恋物語。

内容説明

海と山と坂の街、尾道。(たぶん)日本の果てで(きっと)世界の果ての、この街で。俺は彼女―日和と恋をした。ほんわかしてて、かわいくて、どこかちょっと流されがちで。それなのに…「―わたしのお願いは、絶対なの」聞いてしまえば誰も逆らう気になどなれない「お願い」。彼女の持つその力が、俺の人生を、世界のすべてを、決定的に変えていく。そしてすれ違いの果てに、日和が願った結末は―。「―でも、もう、忘れてください」世界なんてきっと簡単に壊れてしまうのに。俺たちの恋だけが、どうしても終わってくれない―これは終われないセカイの、もしかして、最後の恋物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

芳樹

57
「お願い」をすることで、他人に言うことをきかせる力を持つ葉群日和と、そんな彼女と恋人になった頃村深春の恋物語。世界の危機に立ち向かう特殊な能力を持った少女と、それを見守るしかない普通の少年とか、まさに王道の「セカイ系」ストーリー。王道、実に良い。好き。『三角』5巻のあとがきで岬先生が「ずっと書きたかった」と述べている本作ですが、今回はイントロという感じでしょうか。深春の幼なじみの卜部さんが果たす役割も気になるし、この先どのようにお話しが膨らんでいくのか楽しみです。透明感のあるイラストも素敵な作品でした。2020/05/13

よっち

49
どんな「お願い」でも叶えられる葉群日和。始まるはずじゃなかった彼女との恋が、頃橋深春の人生や世界全てを決定的に変えていく、終われないセカイの、もしかして最後の恋物語。告白を断るはずだったのに、うっかり知ってしまった日和の秘密。そんな彼女との過ごしてゆく初々しい日々は楽しくて、けれど垣間見える複雑な想いをたくさん抱えた彼女の日常は想像以上に過酷で、幸せを諦めてしまった少女との思い出を忘れても、改めて想いを育んでゆく彼らが取り戻してみせた未来にはぐっと来るものがありました。幼馴染の存在もまた効いていましたね。2020/05/09

みやしん

37
主人公は傍観者にもなれないthe一般人。世界の事を知るのはほぼ報道越し。故にセカイ系にしてはやや淡白だが「こうゆうのでイイんだよなあ」と言えるぐらいスタンダードなジュブナイル小説。ヒロインがその能力のために日常との隔世感で孤独に悩むシーンもみたいが今後次第か。序盤に新コロを彷彿とさせる箇所があったのは狙ったのかタイムリーなのか?2020/05/18

まるぼろ

35
尾道に住む高校生、頃橋深春はクラスメイトで席が隣りの葉群日和に告白され紆余曲折あったものの翌日から付き合う事になったが、彼女にはある大きな力と秘密があって…と言うお話です。確かにそういう「系統」ではあるものの、そういった事を意識しなくても面白い作品だったと思いました。どちらかと言えば「コード…」的な話+男女交際みたいな話ですが、日和の「お願い」が非常に強力な事やそんな彼女が深春に惹かれた理由、彼女の「お願い」に恐れた深春に「お願い」した日和の気持ちもその上で日和を忘れられなかった深春の気持ちなどなど…、→2020/05/16

星野流人

30
いやこれすごいわ。帯にも著者コメントにも書かれてるから書くけど、めちゃくちゃ真っ向からセカイ系でぶん殴ってくる作品でした。ヒロインの葉群日和は、『お願い』をすれば聞いた者は絶対に従ってしまうという能力を持っています。しかもその能力を用いて、世界を動かす規模の活動を秘密裏に行っています。そんな彼女から告白された頃橋深春が、日常生活の中にいる自分と世界レベルの存在である日和との狭間で揺れ動く様が作品のキモになっているのです。日和という存在の正体が明かされるシーンは、実に秀逸でした!2020/06/29

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