内容説明
男と心中すると手紙を残して失踪した母。二年後、十六歳の香織は父の恋人を紹介されるが、その場で偶然に母の心中相手とされる山岸の息子と出会い、山岸が一億円横領容疑で警察に追われていたことを知る。その日から香織の周囲に不穏な空気が漂い始める。女子高生が絡まりあう謎に奮闘する長編サスペンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えつ
16
赤川次郎さん、2作目かな?サクッと読みやすくて楽しめた。設定とか面白いんだけど、何だかラストは詰め込みすぎな印象。もっとちゃんと読みたかったなぁ。 15人いないくらいの登場人物かな。みんな絡み合ってて、ハラハラドキドキしたよ。主人公の香織だってまだ高校1年生の16歳なのに、この謎に立ち向かっていくんだから、すごいよね。香織があっちもこっちもで忙しなくしている姿はちょっと可愛らしかった。とりあえず、パパの愛した悪女は悪女だったけど、クズやん。2023/11/10
ふじ
4
タイトルと表紙に惹かれて購入。最後はあっさり、詰め込まれた感じでちょっと物足りない気もしたけど、読みやすいのでサクッと読みたい人におすすめ。2022/02/07
𝓜
1
なんだこれ。2022/06/17