講談社現代新書<br> 捨てられる銀行〈4〉消えた銀行員―地域金融変革運動体

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講談社現代新書
捨てられる銀行〈4〉消えた銀行員―地域金融変革運動体

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  • サイズ 新書判/ページ数 405p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065201459
  • NDC分類 338.21
  • Cコード C0233

出版社内容情報

利ザヤで稼げた伝統的銀行モデルは崩壊、新型コロナ禍が追い打ちをかけるいま、変わろうとしない地方銀行、信金信組に未来は開けない。すでに変革を進め、実を結びつつある、山形県、長野県、沖縄県、北海道などの実例を紹介する。地域を元気にする、中小企業を助ける以外に地方銀行員が生き残る道はなく、一方で、地銀再生の可能性がまだまだあることを、本書は教えてくれる。

バブル崩壊後の金融破綻で、銀行は企業のリスクから逃げ続けてきた。本来の銀行員は「消えた」のだ。
氷見野良三新金融庁長官は、金融機関に企業のリスクを分担することを強く求める方針を打ち出しつつある。コロナ危機にあえぐ中小優良企業を、リスクを分担して救うことこそ地域金融の役割であり、苦しむ地銀自らを救う唯一の道でもあるのだ。

本書は、徐々に固まっていく新金融庁の方針をスクープレポートする。そして、すでにこの方針を先取りするように動き出している地域金融マンの姿を日本中から紹介する。

面白いのは、これらの金融マンが「地域金融変革運動体」、略称「ヘンタイのカイ」という緩いネットワークで連携していることだ。ヘンタイのカイは、金融マンたちの「心理的安全性」が保たれたネットワークでもある。
遠藤俊英前金融庁長官時代に始まり氷見野良三新長官にも引き継がれる金融行政のキーワード「心理的安全性」(Psychological Safety)は、一見地味だが実は地方銀行はじめとする金融機関が大波を乗り越え、生き残るためには、「じぶんごと」として理解しておかなければならない考え方だ。

金融機関は、顧客(個人にも事業者にも)に対して「心理的安全性」を与えるビジネスをするべき存在だ。
金融機関は、そこで働く人にとっても「心理的安全性」を与える組織でなければならない。
金融庁は、金融機関に対して「心理的安全性」を顧客に与えているかどうかを重要な審査基準とする。

金融機関や元金融マンによる新しいかたちの企業支援が、いま地方でいくつも芽生えている。
その担い手は多くの場合「変人」だが、「心理的安全性」を確保して、常識を超えていく。そして彼らの多くはゆるやかなネットワークでつながっている……。新型コロナ禍以後、「地域の金融」はどう変わるのか、変わらざるを得ないのか。

累計30万部、『捨てられる銀行』シリーズの決定版。コロナ後の地域金融と地方再生に携わるすべての人のヒントとなる!

内容説明

「ザ・銀行員」はもういらない。氷見野金融庁長官が求める「リスクを分担する真の企業支援」とは?地域再生のためにゆるくつながる銀行員公務員らの変革運動体の英知を見よ。

目次

序章 「計測できない世界」から「ネットワーク集合知」へ
第1章 地域金融変革運動体
第2章 「新常態」の金融
第3章 感染する知性
第4章 ネットワーク集合知
終章 つながりすぎた社会

著者等紹介

橋本卓典[ハシモトタクノリ]
共同通信編集委員。1975年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。2006年共同通信社入社。経済部記者として流通、証券、大手銀行、金融庁を担当。09年から2年間、広島支局に勤務。金融を軸足に幅広い経済ニュースを追う。15年から2度目の金融庁担当。16年から資産運用業界も担当し、金融を中心に取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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KAZOO

94
著者には申し訳ないのですがこれで4冊目で惰性で読んでいるような気がします。ただ内容は地方銀行の地方創生の対応の仕方を描かれています。1冊目から感じているのですがどうも金融庁の政策を代弁している気がします。2冊目までは森長官賛美でした(スルガ銀行への対応でアメリカに逃げましたが)。今回は遠藤長官の政策を後追いで分析している感じです。ただ地方創生への対応の例が結構掲載されているので地方金融機関にとっては参考になるという気がしました。2020/11/03

aloha0307

22
表題とはうらはら 論旨は「捨てられない・消えない銀行」です。預金を掻き集め、担保&or保証協会保証(マルホって呼んでたなあ)で保全し事業性も理解していないまま、銀行の論理で融資を最大化...こんな旧態依然では本当にダメだね。不良債権処理があったにせよ(金融行政の圧力もあり)、リスクを取ることが本分のはずの銀行がそこから逃げ続けてきた...これが日本経済停滞の原因なのだね。分散型ネットワーク集合知~多くの地方で群発的に面白い取り組みをされています。この着想はメガバンクではムリだろうな。2021/03/07

15
20年9月。ノルマに追われて投信生保を売っていた頃に比べると、コロナ資金の取扱は本業の融資であってジレンマも少ないから、多くの銀行員の鬱憤は晴れたのかも。お金が返せるかどうかはともかく■さて、相変わらずの上から目線が鼻につくが、抽象論の前回に比べると読みやすい。地道に各地の事例を拾い上げていく方が合っているのだろう。それ以外の文章はつぎはぎ、言葉が上滑りしていて、頭に入ってこない■組織維持のために商品販売を続ける金融業界は「国民の生命と財産を守る」と言いながら見殺しにする政治と同様に叩きやすいのだろう2020/11/28

とみやん

13
政府による地銀再編の動きや背景が分からなかったので読んでみたが、それにはさほど触れておらず少しずつ残念。でも呼んで良かった。 著者は共同通信編集委員で、組織を離れた自律的な個が緩やかなつながり知を集合させるのが世の中を変革する力になるとの主張で自らも「地域金融変革運動体」に参加している。 信用金庫や地方財務局の職員の活躍が沢山紹介されていて熱い。自分も頑張らないと行けないと思わせてくれた。時折ドラッカーの言葉が出てくるが名言ばかり。「優先順位の決定について最も重要なことは、分析ではなく勇気である」とか。2021/05/23

ふうちゅけ

10
主に地域金融機関の今後の方向性を問う内容。今の数字から将来の数字を開示する早期警戒制度への転換。3年後、5年後を下支えするためにどうやって種をまき地域を育てるのか。時代錯誤な営業ノルマで投信保険を売りつけて疲弊する銀行マン、うんざりする顧客。地域に貢献したい思いで入社した社員が大量離職する。そんな銀行も多くある中で地域貢献と地域の活性化、その先の融資増加に取り組む地域がある。そういった事例が書かれている。山形のことが多め。(2020年9月初版)2020/11/29

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