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出版社内容情報
加藤 元浩[カトウ モトヒロ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜(いざよい)
12
「時計塔」テナントが次々に変わる曰く付きの時計塔に隠された真実を探る。江戸川乱歩や横溝正史に出てきそうな古めかしい時計塔が舞台。生涯をかけて愛した男性を探すおばあちゃんの熱意がすごかった。「マドモワゼル・クルーゾー」パリのおっちょこちょいな警部クルーゾーが、絵画の盗難事件に挑む。回りくどくてちょっとイラッとさせられるクルーゾー警部だが、有能なのは嘘じゃなかった。2021/04/19
かおりっくま
11
今回もとっても面白かった。本当にどこからネタを引っ張ってくるのか。加藤さんの頭の中を覗いてみたい2020/10/13
KUU
8
アフタヌーンティは、店頭の写真と全く違うシロモノ出されてからトラウマ。 死臭の分かる高校生なんて嫌だぁ……。井戸で死体が消えるといえば、母親が隠してるやつ。 殺してたらあれだけど、死体隠してただけだからセーフ。愛ゆえの暴走の範疇で、見つかって良かったね、と思える。 主人公のライバル登場!? なマガジンマークの入ったアオリ文はちょい意味不明だが、警部自体はイイキャラしてたな。このクソ無能が! とイライラさせられつつ(被害者出てる)、なんだかんだで自分の力で事件解決するという。アクが強くて、嫌いじゃあないぜ2020/07/26
びぜんや
7
「時計塔」は新本格を意識したような大づくりな館もの。ちょっとダイナミックすぎる気がしないでもないですが、動機の意外性は十分。そこへたどり着くまでの謎解きを楽しみたい作品ですね。「マドモアゼル・クルーゾー」は終わってみれば「やっぱり」「予想通り」の筋書きではあるんですが、そこまでの持って行き方が巧くて、分かっていても痛快ですね。自称有能なクルーゾー警部、再登場してほしいなぁ。どちらも描き手の達者を堪能できる好作品でした。 ★★★★☆2020/07/04
leo18
7
『時計塔』まさに執念。印象的なラスト。『マドモアゼル・クルーゾー』有能と無能は紙一重?燈馬の出る幕なかったな。2020/06/25