ブルーバックス<br> 王家の遺伝子―DNAが解き明かした世界史の謎

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ブルーバックス
王家の遺伝子―DNAが解き明かした世界史の謎

  • 石浦 章一【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065166147
  • NDC分類 467.3
  • Cコード C0245

出版社内容情報

駐車場から掘り起こされた遺体は、シェークスピアが嫌ったあの国王だった! DNA分析を駆使する分子遺伝学が世界史を書き換える!

内容説明

シェイクスピアによる過激な描写で、“稀代の悪役”に仕立て上げられたリチャード3世。遺骨から判明した「思いがけない真相」とは?ミイラから採取したDNA鑑定で、ツタンカーメンの母親が突き止められた!?「勝者の歴史」が覆い隠した「王家の真実」を、最新生命科学が解明する!

目次

プロローグ 欺かれたシェイクスピア
第1章 駐車場から掘り起こされた遺体―行方不明だった国王の秘密
第2章 DNAは知っている―遺伝子で何がわかるか、何ができるか
第3章 リチャード3世のDNAが語る「身体改造」の未来―デザイナーベビーを可能にする24の遺伝子
第4章 「ツタンカーメンの母」は誰か?―ミイラに遺されたDNAからわかったこと
第5章 「エジプト人」とは何者か?―DNAが語る人類史
第6章 ジョージ3世が患っていた病―歴史は科学で塗り替えられる
第7章 ラメセス3世殺人事件―DNAによる親子鑑定の可能性とその限界
第8章 トーマス・ジェファーソンの子どもたち―DNAだけがすべてか?

著者等紹介

石浦章一[イシウラショウイチ]
同志社大学特別客員教授、東京大学名誉教授。1950年、石川県生まれ。東京大学教養学部卒業、同大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。国立精神・神経センター神経研究所、東京大学分子細胞生物学研究所、東京大学大学院総合文化研究科教授を経て、2016年より同志社大学に勤務、サイエンスコミュニケーター養成副専攻専任。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

110
私の苦手な生物分野でDNAということを中心にみんなが知っているような人物たちを登場させて興味を持たせてくれています。そういうことでは成功しているのでしょう。私も結構この分野の本は読んできたつもりですが依然として明確に理解しているという意識は持っていません。この中に時々収められている挿話的な話(例えばホームズ役者のベネディクト・カンバーバッチが王室の血を引いているとか)が楽しめました。2024/01/30

ケイ

108
「遺伝子」の話である。作者の経歴からもそちらが専門のようだ。単にDANやメッセンジャーRNA、ミトコンドリアの事など書いても興味を持つ人は少ないだろう。しかし、これが王家絡みとなると、それがわかりやすい事例となる。日本の皇室でこれは出来ないだろうな。そう思えば、イギリス王室は開かれているのかもしれないな。シェイクスピアを嘘つきと書くのは、言葉のあやでも、ォィォィと思う。種本として、トマス・モアのリチャード三世があることも書いてられるのに。やはり、注意を引くためだろうか2024/01/15

まーくん

95
歴史好きの主婦が駐車場の地下に、500年以上も行方不明とされていた英国王リチャード3世の遺骸の存在を突き止めた実話に基づく映画「ロスト・キング」に触発されての読書第四弾。歴史の謎解明に使われたDNA解析の話を理系ブルーバックスで。いかに発掘された「駐車場の王様」の遺骸がリチャード三世であることを特定したか?彼には遺児がおらず家系が途絶えている。嫡男エドワードは早逝、庶子ジョン・オブ・グロウスターは薔薇戦争終結後処刑され、もう一人の女性の庶子も結婚後直ぐに死亡。リチャード三世の系統は完全に絶たれてていた。⇒2023/10/20

へくとぱすかる

88
サブカルチャーな話題が読みたいなら、第2章を飛ばす手もあるが、ここに遺伝子に関する基礎知識がやさしく書かれているので、以後の理解が深まっておもしろくなる。読むのがおすすめ。ツタンカーメンくらい古くても、俺がファラオの子孫だ、云々のトラブルがあるというから、科学研究と倫理との問題はなかなかに深い。「駐車場の王様」のニュースは聞いていたが、シェイクスピアも巻き込む後日譚はさすがに知らなかった。2019/11/07

南北

63
Y染色体とミトコンドリアDNAから遺体の身体的特徴やある人物の子孫かどうかがわかるというお話です。リチャード3世やエジプト王家の人々、トーマスジェファーソン等を取り上げて解説しています。DNA解析は伝説や伝承を覆すこともありますが、決して「魔法の杖」のように何でもわかるわけではなく、「語り得ないこと」があるということを知ることができました。2019/10/23

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