出版社内容情報
大人気VRアドベンチャーゲーム「東京クロノス」の物語は終わっていなかった――!
内容説明
「君を守る、たとえこの手を血に汚してでも」渋谷の異空間に隔離された政治一族・神谷家。そこは投票で選出された人を殺す、残酷な“剪定選挙”が支配する空間だった。冷徹な父を嫌悪する才は愛する咲恵を守るため、選挙に参加するが―。完璧な兄、不穏な叔父、奔放な姉貴分、そして最愛の人…あなたは誰を殺しますか?大人気VRゲーム『東京クロノス』完全新作ストーリー。
著者等紹介
小山恭平[オヤマキョウヘイ]
2014年、『「英雄」解体』で第25回BOX‐AiR新人賞を受賞。2016年、同作(講談社BOX)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
55
ゲームはやっていないが、本作を読んでプレイ意欲をそそられるかといえば私は逆。ダークすぎてゲームでまでこれはちょっとイヤです。女性からしてみれば性的に異常に乱れすぎだし。あともうちょっと選挙システムの異常感だけではなく生活自体に隔絶感がほしかった。2019/08/16
昼夜
15
謎と伏線がもっと複雑だったら「ダンガンロンパ」に似てるから好きな感じの雰囲気です。今はまだ機械が高くて手を出せないからVRが安くなってもっと豊富にソフトが出たらちょっとやってみたいかもしれないですね。2019/09/07
HANA
10
閉鎖空間となった渋谷を舞台に人を剪定する投票システムとこの空間からどう逃れるかの話。政治家一族が対象の投票システムなので色々な手を使い、派閥を作る姿は面白かった。主人公の年齢だけ、なんか違和感が。もう少し上に感じてしまった。2019/09/30
みどり
7
ゲームやってないので、先入観はなかった。 続きは気になるけど、たぶん導入部分で 結果が見えてるから、ちょっと悲しい終わりになるかもね。 2019/07/22
くもり
6
面白かった!年齢のわりに主人公が大人っぽすぎて違和感があったけど、物語に一度のめり込んだら気にならなくなってしまった。性格悪い感じでいいね。ゲームもちょっと気になるな。2019/11/12