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出版社内容情報
佐藤 健太郎[サトウ ケンタロウ]
著・文・その他
内容説明
有機化学ってこんなに面白かったっけ?DNA、アスピリン、ペットボトル、スマホの液晶など私たちの生命や生活を支える物質の多くは、「亀の甲」の六角形を含む「芳香族化合物」である。実は、日本の化学界は、この分野をリードする研究者が揃い、将来のノーベル賞受賞者を輩出すると期待されている。有機化学を知り抜いた実力派サイエンスライターが「有機化学」の魅力とその未来を描く。
目次
第1章 自然が生み出した「レゴブロック」―芳香族化合物いろいろ
第2章 解き明かされた芳香族性の謎―有機化学の偉人ケクレの大発見
第3章 六角形はどこまでつながるのか?―芳香環をつなぐ
第4章 「六角形」じゃないけれど―トロポノイドとメタロセン
第5章 炭素だけじゃない!―ヘテロ環・5員環の豊かな世界
第6章 巨大な芳香環―ポルフィリンの世界
第7章 有機化合物を組み立てる―芳香族化合物の化学合成
第8章 ナノカーボンの時代―3次元芳香族への飛躍
第9章 芳香族化合物の空間に秘められた機能―空間をデザインする有機化学
第10章 色彩を生み出す合成染料―色彩と芳香族
第11章 光り輝く芳香族分子―有機エレクトロニクスの世界
著者等紹介
佐藤健太郎[サトウケンタロウ]
1970年、兵庫県生まれ。東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。医薬品メーカーの研究職、東京大学大学院理学系研究科広報担当特任助教等を経て、現在はサイエンスライター。2010年、『医薬品クライシス』(新潮新書)で科学ジャーナリスト賞。2011年、化学コミュニケーション賞。「国道マニア」としても知られ、北は稚内から南は石垣島まで約32万kmを走破した。『ふしぎな国道』(講談社現代新書)の著書もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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