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出版社内容情報
泉 光[イズミ ミツ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
exsoy
62
シオくん成長してるー。1巻よりほんわかしてるなーと思ってたのに、根っこの話でやっぱり泣いてしまった。途中ワンピースぽくなってたけど。2018/11/16
ハイポ
56
■ふるさとの町を出て、いくつかの町を経由し、到着した本の都で司書の一次試験(筆記試験)を受けるまでの話。■長い耳や男であるのに司書を目指すことなどについて色々言われても、最終的にその人達と仲良くなれるのはシオ君の真っ直ぐすぎる性格のため。たまに気弱なところも垣間見えるが、以前よりだいぶ頼もしくなっている。■異なるもの同士が分かりあえるかというのが一つのテーマか。シオ君は本を読み相手の文化を知る、相手の言語を話す等その努力をしている。2022/07/28
よっち
49
成長したシオが司書試験を受験するために都に向かう旅が描かれた第二弾。道中様々な出会いがあり、同じ受験者と道中を共にするようになって、出てきた受験者達は今後の仲間なんですかね。新刊泥棒の存在や格差ある世界での司書の立ち位置だったり世界観も見えてきて続刊が楽しみです。2018/11/23
GM職員
45
辺境の村の貧しい少年が司書となり、やがて訪れる世界の危機に大事な役割を果たす─らしい、ド直球ファンタジー第2巻。少しずつ世界観や情報を明らかにしつつ、主人公・シオが司書試験に挑む!この作品が際立つのは、真正面からハッキリと「努力の必要性」や「知識の重要性」を説いていること。また、努力だけでは埋まらない生まれや環境の差といった不条理を誤魔化さず教え導いてきた、シオの職場の親方のような立派な大人と出会えたことがシオの幸運なのだね。相変わらず本への愛に溢れて、さらに今巻は有名作品のオマージュが所々ニヤリだった。2018/11/11
トラシショウ。
43
「可哀想?違うな。嘲笑は偉大な挑戦の始まりの合図なんだぜ。笑われもしねぇ挑戦なんてのは俺に言わせりゃロマンが足りねぇ」。司書(カフナ)セドナとの運命的な出逢いから七年後、逞しく成長した少年シオは司書になる為の試験を受ける為に遂に本の都、中央圕の存在するアフツァックに向けて出発する。カッコつけたいお転婆少女ミホナ、小柄だが目端が効き策略にたけた少年アルフ、双尾の白色ネズミのウイラ、旅の途中でのライバルとの交流を経て、いよいよ到着したアフツァックでの三日間に及ぶ「悪夢の筆記試験」が始まる(以下コメ欄に余談)。2018/11/11