蕪村―己が身の闇より吼て

個数:
電子版価格
¥2,035
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

蕪村―己が身の闇より吼て

  • 小嵐 九八郎【著】
  • 価格 ¥2,145(本体¥1,950)
  • 講談社(2018/09発売)
  • 【ウェブストア限定】サマー!ポイント5倍キャンペーン 対象商品(~7/21)※店舗受取は対象外
  • ポイント 95pt
  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年07月19日 06時24分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065125946
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

俳人としてはもちろん、文人画や書でも有名な与謝蕪村。彼の成した「画と詩の奇跡的な統一」までの姿を描いた、著者渾身の歴史小説。江戸時代中期。享保の改革が行われていたころ、15歳の男が叔父を殺めて大坂から京へ逃れていった。男は河原で乞食をして暮らすようになるが仲間に殺されかけ、浄土宗の僧・弁空のもとで寺男になる。そこで画と俳諧に興味を持ち始めた男は、京を発ち江戸へ向かうことを決意する。凶々しい痕跡を消し去り、さすらいの身になるためにも。江戸では弁空に紹介された俳諧の師匠・宋阿を頼り、弟子入りする。のちに男は宰鳥と名乗る。だが間もなくして師の宋阿が亡くなり、下総は結城の兄弟子・雁宕の食客となる。それからは結城を拠点に、芭蕉の足跡を辿るように奥州や北関東への旅を繰り返していた。28歳のとき宰鳥は俳号を蕪村に改め、いよいよ画と句と書に力を注ぎこもうとしていた。そして36歳にして、ついに京に戻ることに……。

小嵐 九八郎[コアラシ クハチロウ]
著・文・その他

内容説明

享保の改革のころ、15歳の男がどでかい罪と科を犯して大坂から京へ逃れていった。河原で乞食をしたのち、僧・弁空のもとで寺男になる。寺で画と俳諧に興味を持ち始めた男は、京を発ち江戸へと向かう決意をする。江戸では俳諧の師匠・宋阿に弟子入りし、宰鳥と名乗る。だが間もなくして宋阿が亡くなり、下総の結城へ。そこを拠点に奥州や北関東への旅を繰り返す。29歳で俳号を蕪村に改め、いよいよ画と句と書に力を注ぎこみ…。蕪村の内面の闇を解き明かす、長編歴史小説。

著者等紹介

小嵐九八郎[コアラシクハチロウ]
1944年秋田県生まれ。早稲田大学卒業。『鉄塔の泣く街』『清十郎』『おらホの選挙』「風が呼んでる」がそれぞれ直木賞候補に。’95年には『刑務所ものがたり』で吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chuji

2
久喜市立中央図書館の本。2018年9月初版。書き下ろし。久し振りに小嵐さんの著作を読んだが、こんな作風だったかなぁ~2019/01/14

yukioninaite

1
ちょっと、私には苦手な書き方の本でしたが、こういう人だからこういう書き方がいいのかもしれません。残った書画や俳句だけで人を結論づけるのはよくないな、と思った本です。人間そうそうカッコの良いものではありませんから。2018/11/08

たんかともま

0
俳句に興味があればもっと楽しめたと思う。歴史上の人物だろうとスケベに描くことで人間味が出ている。バイセクシャルなのは驚き。小嵐節の方言も今回は抑えめなため、ちょうどよいバランスでいつもより読みやすい。はじめに謎を持ってくる探偵小説的構成でまず惹き付け、それから、様々な人に視点を移すことで蕪村の人物像に厚みをもたらしたが、蕪村のみの語りで読みたい気もした。好みが別れるところか。罪の意識に対しての考察は知識の裏付けを感じる。親鸞をかなり評価しているのは著者の思想だろうか。熱量のある作品で読みごたえがある。2018/10/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13136805
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品