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星海社新書
悪人の作った会社はなぜ伸びるのか?―人事のプロによる逆説のマネジメント

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065110072
  • NDC分類 336
  • Cコード C0274

出版社内容情報

リクルートとライフネット生命で辣腕を振るった人事だから語ることのできる逆説のマネジメント論
自分が正しいと思うことはストレートに主張し、人に嫌われたり非難されたりすることを恐れず、逆風を真正面から受け止めても動じない。そんなふうに愛想が悪く、自分を飾らない人物は周囲に好かれず、ときに「悪人」とも評されます。しかし「利他的な悪人」である彼らこそが、数々の組織における変革の影の主役であり、原動力なのです。「部下の相談はスルーする」「リーダー批判は徹底的につぶす」など、本書では一見眉をひそめたくなるような、しかし真に会社の発展のための礎となる「悪人」のマネジメント論を展開します。

*以下、本書目次より抜粋
まえがき
善人が会社を滅ぼし、悪人が会社を伸ばす――会社に本当に必要な人材とは
組織に悪い結果をもたらす利己的な「善人」
「利他的な悪人」こそ変革の原動力だ
「言葉」に惑わされず「行動」で判断すべき

第1章 働きやすい職場の逆説
働きやすい職場が会社を殺す
風通しのよい職場は面倒くさい

第2章 リーダーシップの逆説
リーダーにビジョンなどいらない
部下の相談はスルーせよ

第3章 人材採用の逆説
完璧な「人を見る目」を持っている人などいない
ストレス耐性のない人も採用する

第4章 人材育成の逆説
人はほとんど変わらない
中年の発達課題とマネジャー不足問題の関係

第5章 人間関係の逆説
職場の噂話など相手にしない、放っておけばよい
嫌な人こそ、仲良くなる

第6章 組織マネジメントの逆説
社員の組織認識はほぼ誤解
職場は暗くていい

あとがき
善人は自分のモチベーションを大切にする
モチベーションなんかで仕事をするな
プロは内なる使命感で仕事をする
プロは悪人に見える
「自分」が広がれば、悪人にもなれる

内容説明

自分が正しいと思うことはストレートに主張し、人に嫌われたり非難されたりすることを恐れず、逆風を真正面から受け止めても動じない。そんなふうに愛想が悪く、自分を飾らない人物は周囲に好かれず、ときに「悪人」とも評されます。しかし「利他的な悪人」である彼らこそが、数々の組織における変革の影の主役であり、原動力なのです。「部下の相談はスルーする」「リーダー批判は徹底的につぶす」など、本書では一見眉をひそめたくなるような、しかし真に会社の発展のための礎となる「悪人」のマネジメント論を展開します。

目次

第1章 働きやすい職場の逆説
第2章 リーダーシップの逆説
第3章 人材採用の逆説
第4章 人材育成の逆説
第5章 人間関係の逆説
第6章 組織マネジメントの逆説

著者等紹介

曽和利光[ソワトシミツ]
組織人事コンサルタント。株式会社人材研究所代表取締役社長。リクルート入社後、人事部にて新卒・中途・契約社員採用、育成体系構築、組織開発に携わり、ゼネラルマネージャーとして活躍。その後もライフネット生命保険総務部長、オープンハウス組織開発本部長と、人事・採用部門の責任者を歴任。2011年に株式会社人材研究所を設立し、大企業から中小・ベンチャー企業まで採用や組織人事に関するコンサルティングやトレーニング事業を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はるー

10
上司のおすすめで読みました。うん、納得な内容が多かったです。最近はイライラすることや溜め息つく事もありますが、自分の目的を見失わないようにしてるのですごく楽にはなりました。2018/04/15

avalanche

3
タイトルは結構過激ではあるけど、内容はまともと言えばまともだった。悪人というので、遵法精神のないヤバイ人のことを指しているのかと思ったら、信念が強く、周囲との軋轢も厭わない人を指していたので、思っていたものとはちょっと違ったかも。2018/06/16

ちょもらんま

2
本書では、簡単に言うと自分を着飾らない人間を悪人としている。いわゆる良い人は、結局自分のことしか考えておらず、その場を凍りつかせたり、空気を読まず、面倒臭い事を言う奴が悪人だ。善人はその場を収めることに終始したがるが、それは都合がいい短期的な結果の話であって、根源的な物事を見ようとしていない。悪人の発言や言動はみんなが気づいているけどあえて言わないことだったりする。そういったことこそが中長期的な改革につながり、最大公約数的発想を打破する。メリデメを考えた上でアクションを起こす癖を身に付けたい。2018/01/04

saiikitogohu

1
「多様性のある職場とは、自分の考えと合わない行動をとる「イライラする」人々がまわりにたくさんいる職場ということになります」「なんでもかんでも多様性=善とは考えずに、『』『この価値観は絶対に譲れない』『この点については多様性を認めない』という領域をはっきりさせることが、最もシンプルでベーシックな解決策」(27)「自由にしてもよいということは、裏を返せば『何も指示されない』『何も向こうから教えてくれない』『道筋を』示されない」「自由とはそれを言い渡された人にとってはある種の脅迫」(180)2018/10/13

森 智貴

1
いくら、売らんが為とは言え、このタイトルはどうかと思う。2018/04/10

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