出版社内容情報
週刊誌報道により発覚した協立銀行横浜支店の不正融資は、不正を主導した鈴木会長と行内の自浄を目指す齋藤頭取の覇権争いに発展。１９９６年、週刊誌の報道を皮切りに、協立銀行横浜支店の不正融資問題が発覚する。「渉外担当」の竹中治夫は、スケープゴートにされた大島支店長に真相を問いただすべく奔走する。事件はやがて、不正を主導した鈴木会長と、行内の自浄を目指す齋藤頭取の覇権争いへつながっていく。
こしの りょう［コシノ リョウ］
高杉 良［タカスギ リョウ］
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
unpyou
2
1-5巻まで読了。けっこう読めるんだが週刊現代の連載というのがさもありなんという軽めの展開。4巻あたりまでは何があっても元総会屋の重鎮に一喝させておおむね物事を解決してる感が強いなと思っていたが、この5巻で会長派と頭取派の権力闘争に。それにしても重役たちが善悪一様に瞳が真っ白に描かれてるのは何か意図があるのだろうか？コワい。2016/12/18
