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出版社内容情報
平家に仇なす牛若丸を討て――暗殺依頼を受けた弁慶が、徳子の入内行列に闖入する牛若の前に立ちはだかる。宿命の二人、ついに邂逅!
伊豆で流人生活を送っていた源頼朝だが、平家をおそれた豪族・伊東祐親によって死地においやられる。窮した頼朝は、地元の新進豪族・北条時政の娘・政子と結ばれることで、北条氏の庇護を得ることとなった。一方、牛若は鞍馬寺で、想いを寄せる徳子が帝のもとに入内するという報を聞きつける。その牛若を危険とみなす徳子の母・時子は、「破れ坊主」武蔵坊弁慶を呼びつけた。弁慶と牛若、運命の二人が、入内行列の夜に激突する!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
13
徳子への一途な想いを胸に、入内行列に突進する牛若。源氏と平家、敵対する勢力という歴史に引き裂かれる二人だが、禁断の二人の邂逅が、歴史の悲劇に押し潰されるのではなく、どこかカラッとした清々しさを放っているのは、いかにもかわぐちかいじらしい。歴史を守りながら、歴史の犠牲になるのではなく、その中であくまで自分らしさを追及する登場人物達の生き様は、その熱情も伴って、実に気持ちいい。2014/03/25
Hiroki Nishizumi
3
牛若丸と弁慶の邂逅はイマヒトツだったな2019/10/11
getsuki
3
徳子の入内行列にひとりで突進する牛若の情熱は若さ故の無鉄砲さか、はたまた……。奥州への道すがらは史実では空白となっているので、どんな道中にするかと思った矢先にそこへ向かうのか?と。互いに何を思うのか、次も楽しみ。2014/03/29
笠
2
3.5 義経と徳子、どうなるものかと思ったが結局は史実通り入内。義経は奥州藤原氏の庇護下に入るために平泉に向かうが、その道中で伊豆に立ち寄り頼朝と出会う。義経が平家の行列に突入→弁慶が救い出す→五条大橋での戦い→何故か弁慶が臣従、という流れが正直よく分からんかった。弁慶は義経の純粋さに惹かれたということなのだろうが、可愛い目と言われて号泣とかどういう心理状態なのか全然分からん。しかし、頼朝と義経はそれぞれ別のベクトルで人を惹き付ける魅力があるということなのだろう。2023/06/05
エムアイ
1
いざ奥州へ。そういえば「中空構造日本の深層」という名著を思い出します。というか、深層と深蒼をかけたのか???2014/04/03
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