アフタヌーンＫＣ フラジャイル 〈３〉 - 病理医岸京一郎の所見

恵三朗/草水敏

講談社（2015/07発売）

• サイズ コミック判／ページ数 200p／高さ 19cm
• 商品コード 9784063880663
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

患者の命を救うために必要なのは、優秀な医師と、よく効く薬。苦しむ患者を助けたい――信念に燃える女・火箱直美が動き出す！

岸京一郎、職業・病理医。直接患者と会うことなく病気の原因を調べ、診断を下す医者。医師らは彼について、こう語る。「強烈な変人だが、極めて優秀だ」と――。患者の命を救うために必要なものは、優秀な医師と、よく効く薬。苦しむ患者や悲しむ遺族をひとりでも多く助けたい――信念に燃える女・火箱直美が動き出す！

【著者紹介】
アフタヌーン四季賞2012年秋のコンテスト『彼女の鉄拳』で審査員特別賞受賞。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[みっちゃん]

読むほどに面白さが増す。今回は新薬承認を巡る、製薬会社の不正疑惑！ｱﾐﾉ製薬の火箱女史が!?娘が高校生の頃、将来の事を考えて子宮頸ｶﾞﾝのﾜｸﾁﾝを受けさせた後で､あの重大な副反応の報道が出て、背筋が凍るような思いをした事を思い出し、これは怖い、と思った。でも、日々病と闘いながら、新薬を待ち望んでいる方たちがいるのも紛れもない事実で､難しい問題をはらんでいるね。ﾗｽﾄ1P､続きが気になる！

2016/01/16

[積読亭くま吉(●´(エ)｀●)]

★★★☆あらららら、また続きが気になるコミックが出来ちゃった(￣^￣゜)とりま、レンタルで４巻まで借りて来てるので、ひとまず堪能しますっ(｀・ω・´)ゞ

2016/01/28

[くりり]

製薬会社は営利企業だから、隠蔽、接待、賄賂は当たり前、Ｋの火箱もやり手で胡散臭かったが、意外に真っ直ぐだった。お近づきになりたい(笑)

2016/02/15

[wata]

製薬会社は慈善事業ではなく営利企業。新薬のためなら何でもしそう⤵強烈な人出てきましたね火箱さん！怖すぎです。出来れば人生でお会いしたくない苦手なタイプ(^^;さすが岸先生、騙されませんね♪

2016/02/01

[美夜]

なんかちょっとこの漫画面白すぎてヤベエなおい。外科医のような派手さがない病理医というマイナーな題材で、専門用語と大量のデータが飛び交う世界で、そのままやったら電話帳を読んでみるみたいな無味蒙昧さにしかならないだろうに。エンタメ性もしっかり入れてて、漫画としての見せ方と盛り上げ方がちょっと凄すぎる。すんごい有能なブレインがいるなあこれ。しかも複数いると思われ。あと絵が上手い。

2016/01/15