内容説明
倒れるまで仕事。起きあがれなくなるまで遊ぶ。小説家、夢枕獏の多忙かつ愉快な毎日を凝縮したエッセイ集。
目次
ヒマラヤの屍体
私、四十六歳。おしっこちびりました
心揺らしながらアルティメット
釣り助平軍団、ワカサギ隊
格闘技の現在形
中井祐樹という格闘家
最終小説
猪木引退の日に―
北方謙三とワインを飲む
おれは哀しいぞ〔ほか〕
著者等紹介
夢枕獏[ユメマクラバク]
1951年1月1日神奈川県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒。’89年に「上弦の月を喰べる獅子」で日本SF大賞受賞。’98年に「神々の山嶺」で柴田錬三郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
亮さん
9
まさに格闘的日常。 格闘家の大会を見に行く考察が良い。山登り、釣り、陶芸ととても大変そう。 陶芸沼は、恐ろしうだった。2017/07/15
hirayama46
1
釣り、陶芸、格闘技観戦な日々を送る夢枕獏のエッセイ。仕事つながりで天野喜孝や寺田克也と陶芸をしているのはわかるのですが、なぜ松本隆までいっしょにやっているのだろうか……。夢枕獏の不思議な人脈。2014/08/09
私的読書メモ3328
0
なんともエネルギッシュな著者に圧倒されます。これぐらい思い切り、楽しんで生きる、生きようとすべきなのでしょうね。格闘技の話題は、いま読むと、時の流れの無常さに呆然とすらなりますね。熱い、いい時代でした。2015/12/05
遠藤三春
0
面白かった。相変わらず釣り&格闘技。獏さんのエッセイには、あまり家庭事情が描かれていなくて(奥さんのことはたまーにかいてあるけれど)、自由に遊び歩いているけれど、四人家族で娘がいるのが分かった。家族がいるのに結構自由なのはいいなあ。金持ちゆえに投資の電話がかかってきたりというのは嫌だけれど。今更だけれど、獏さんの好きな格闘技ってなんだろう。いや、全般好きなんだろうけれど。プロレス?今回のエッセイで、プロレス=シナリオありきというのを知っているし、個人的にシナリオありきでもここまではまるものなのかと驚いた。2015/04/29
尾原道場
0
今読むと格闘技界の状況が大きく変わっているのでかなり昔のことのように思うがホントにここ10年位でこんなにもと実感。2015/01/14
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