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出版社内容情報
【内容紹介】
第41章 但馬皇女
第42章 月かたぶきぬ
第43章 霍公鳥(ほととぎす)
讃良(さらら)が次期天皇と望む珂瑠(かる)はまだ幼い。新都建設は不満の声ばかりで難航する。讃良は、天皇としての自信と強さをとりもどすため大海人(おおあま)との出発点、吉野へ旅出った。
讃良は珂瑠のため、年上で気丈な紀皇女(きのひめみこ)との婚約をとり決め、草壁をしのぶ狩りを催す。まだ幼く自覚の芽ばえぬ珂瑠だが、次期天皇としての地位を揺るぎないものにするため、讃良は力を尽くす!
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
25
「天上の虹」第十五巻。あの人もこの人も不倫(当時の婚姻制度では不倫と言う言い方が適切かどうかわかりませんが。)!しかも皆兄弟姉妹だったり‼️流石に異母ですが。皇族だけで婚姻しようとすると、こうなりますよね。そしてようやく柿本人麿が再登場です。やはり人麿の和歌は素敵です。「東の 野に炎の 立つ見えて かへり見すれば 月かたぶきぬ」但馬皇女の和歌「後れ居て 恋ひつつあらずは 追い及かむ 道の阿廻に 標結へわが背」も良いですよね。このような歌を伝えてくれた萬葉集に感謝です。穂積皇子には苛苛しますが(続く)→2024/05/16
どあら
12
皇族の世界って狭いのね~(^_^;) 2016/08/03
aisu
8
讃良は孫のかる(王編に可、王編に留)を次期天皇と望むがまだ幼い。但馬皇女(鎌足の孫で高市の妻だが穂積皇子と不倫に)の恋愛に頁が割かれていて、結局別れさせられて、万葉集の歌を読むが、実際の事情は私にはわからない。まだ9才のかるに婚約者(紀皇女)。草壁を偲ぶ狩り大会。他に色々新都建設難航などで疲れた讃良は吉野で疲れを癒す。694年藤原京遷都。2023/08/16
watausa
3
男より女の方が強いかなーと感じる一冊。2011/12/17
ten
2
第41章 但馬皇女 第42章 月かたぶきぬ 第43章 ほととぎす 相変わらず、不倫だらけだ。ちょっと、多すぎないかい?まloveの要素がなければ、コミックとしての魅力に欠けるのかもね。建皇子・草壁皇子・珂瑠皇子、揃いも揃って鸕野讃良の近い男子はよく言えば繊細、悪く言えば「もー!しっかりしなさいよ‼︎」だわ。2016/03/03