出版社内容情報
依頼人はすでに死んでいた!? 霊媒師一族の末裔、アーネストと霊感ゼロの喫茶店店主、佐貴が挑む、新たな事件。
アーネスト・G・アルグライト――英国の霊媒師一族の末裔で、
息抜きのため時折日本を訪れる、21歳の美青年。
彼は、友人の佐貴が働く喫茶店《リーベル》に度々立ち寄るため、
店には「由緒正しい霊媒師がいる」との噂が流れていた。
十一月のある晩、店にやってきた依頼人は艶やかな黒髪の美しい女性。
彼女は「浜本理佳」と名乗り、
「この電話番号の相手が、霊媒師の助けを必要としている」と、
とまどう佐貴にメモを押しつけて立ち去る。
仕方なくその電話番号に電話を掛けた佐貴は、意外な真実を知ることになる。
浜本理佳は、一年前にすでに死んでいたというのだ……!
【著者紹介】
3月7日、東京都調布市生まれ。『渦巻く回廊の鎮魂曲 霊媒探偵アーネスト』で第49回メフィスト賞を受賞し、デビュー。好きな場所は多摩地域。
内容説明
由緒正しき英国霊媒師一族の末裔、アーネスト。彼は友人の佐貴が働く喫茶店“リーベル”によく立ち寄るため、店には霊にまつわる悩みを抱えた依頼人が度々訪れる。十一月のある晩、店にやってきたのは「浜本理佳」と名乗る女性。彼女は「この電話番号の相手が、霊媒師の助けを必要としている」と、戸惑う佐貴にメモを渡して立ち去る。しかし、その番号に電話を掛けた佐貴は、思わぬ事実を知らされる。浜本理佳は、一年前に自殺したというのだ。さらに、理佳の交際相手が不審死を遂げたことを知り、アーネストと佐貴は捜査をはじめる。背後にはアーネストと因縁を持つ人形師・三神の影が―?
著者等紹介
風森章羽[カザモリショウ]
東京都調布市生まれ。『渦巻く回廊の鎮魂曲―霊媒探偵アーネスト』で第49回メフィスト賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カナン
雪紫
瀧ながれ
きょん
しゅてふぁん
-
- 和書
- 鳥の心臓の夏