講談社文庫 偶像崇拝殺人事件

赤川 次郎【著】

講談社（2018/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 384p／高さ 15cm
• 商品コード 9784062938501
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

警視庁きっての“怪物”大貫警部の人気シリーズ、待望最新刊が登場！「それ、炎上しますよ！」と言ってあげたい警部、No.1！

捜査一課「名物」、大貫警部。
大人気、四文字熟語シリーズ最新刊登場！


人気絶頂アイドルグループのコンサート会場で、女子高生が刺殺された。
被害者の手にはメンバーの携帯番号が。
事件を担当することになった大貫警部だが……？

空気を読まず直感で捜査。無理を通せば道理が引っ込む！？
破天荒すぎる大貫が周囲を翻弄する、
ユーモア・ミステリーシリーズの最新刊が登場。


「数々の、忖度のかけらもない暴言（中略）。
でも、大貫が自由奔放に振る舞える社会は、ある意味、天下泰平なのかもしれません。」（山前譲氏、解説より）

第一話　偶像崇拝殺人事件
第二話　大言壮語殺人事件
第三話　大型台風殺人事件
第四話　婦唱夫随殺人事件
第五話　殺人未遂殺人事件


赤川 次郎［アカガワ ジロウ］
著・文・その他

内容説明

人気絶頂アイドルグループのコンサート会場で女子高生が刺殺された。被害者の手には、メンバーの携帯番号が。事件を担当することになった大貫警部だが…？（表題作）空気を読まず、直感で捜査。無理を通せば道理が引っ込む！？破天荒すぎる大貫が周囲を翻弄する、大人気ユーモアミステリーシリーズ最新刊！

著者等紹介

赤川次郎［アカガワジロウ］
１９４８年福岡県生まれ。’７６年に『幽霊列車』でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。「三毛猫ホームズ」など、多数の人気シリーズがある。クラシック音楽に造詣が深く、芝居、文楽、映画などの鑑賞も楽しみ。２００６年、長年のミステリー界への貢献により、第９回日本ミステリー文学大賞を受賞。２０１６年に『東京零年』で第５０回吉川英治文学賞受賞。２０１７年には著作が６００冊に達した（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[coco夏ko10角]

四字熟語シリーズ。証拠もないのにすぐにマスコミに発表逮捕したり逮捕したり、ほんと大貫って…。でも『大言壮語』で「万一の時はあの向井直子の面倒は私が見ましょう」って言ったときは「おっ」となった、直子の両親や村でのことを知ってる大貫が流れやノリでもそう言ってくれると。大型台風直撃の中ホテルで評論家のパーティが『大型台風』と大貫が命を狙われる『殺人未遂』が面白かった。　偶像崇拝/大言壮語/大型台風/娼婦不随/殺人未遂

2022/07/29

[白雪ちょこ]

初めて読んだ四字熟語シリーズ。 主人公の大貫刑事の破天荒ぶりが、昔の匂いを感じさせられた。 四字熟語の意味も調べてみると、とても面白く、作者のセンスも感じられる。 しかし、こんなにも破天荒すぎる刑事は、 実際にいたら叩かれやしないかと苦笑してしまう部分もあった。

[鍵ちゃん]

人気絶頂アイドルグループのコンサート会場で女子高生が刺殺された。被害者の手にはメンバーの携帯番号が。事件を担当することになった大貫警部だが…？（表題作）空気を読まず、直感で捜査。無理を通せば道理が引っ込む！？破天荒すぎる大貫が周囲を翻弄する。

2020/10/02

[titilogy1739]

一番最初のが一番面白かった。 大貫警部相変わらずはやとちり（笑）

2018/05/11

[にやり2世]

初期のふてぶてしさ、ヤマカンがなつかしい。人間が丸くなって威圧感がなくなるとさみしいなぁ。

2018/06/10