内容説明
古城里沙を石と化したのはリリスの仕業だとシビルは言うが、一方でそのリリスは謎の刺客“四聖者”に狙われていた。“四聖者”の雇い主を突き止めるためおれは香港に飛ぶが、そこにあったのは思いもかけない真実だった。さらにシビルの息子フランクの登場で妖闘は一段と苛烈になる。いったい誰が味方で誰が敵なのか?そしてリリスの正体は今も深い闇の中だ―。
著者等紹介
菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年、千葉県銚子市に生まれる。青山学院大学在学中、推理小説研究会に所属。1982年「魔界都市〈新宿〉」で作家デビュー。以後、〈蒼き影のリリス〉、〈吸血鬼ハンター〃D〃〉,〈マン・サーチャー〉、〈退魔針〉〈魔界医師メフィスト〉〈妖魔王〉等、人気シリーズを精力的に発表。怪奇・SFホラー映画の愛好家としても知られる
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