講談社文庫<br> 万能鑑定士Qの最終巻―ムンクの“叫び”

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講談社文庫
万能鑑定士Qの最終巻―ムンクの“叫び”

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062934749
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「万能鑑定士Q」シリーズ完結!タイムリミットは120時間、ムンク「叫び」の謎を解け!「万能鑑定士Q」シリーズ完結!
タイムリミットは120時間、ムンク「叫び」の謎を解け!

出発点となったリサイクルショップ<チープグッズ>に戻った凜田莉子。ムンクの絵画「叫び」の盗難事件を機に、過去最難関の謎へと導かれる。事件を追ううち、探偵になった小笠原悠斗との心のすれちがいにも、真意が見え始め……。人の死なないミステリ「万能鑑定士Q」シリーズ遂にここに完結。

〔シリーズ最終巻にふさわしい、堂々たる「謎と解決」だ〕
史上最高の贋作家・コピアとの因縁の対決も盛り込まれ、過去作に登場したキャラクターたちとも「再会」できる。ファンなら大歓喜の展開が目白押しだが、この一作で初めてシリーズに触れるという人も、間違いなく楽しめる。人物情報や関係性は丁寧にフォローされているし、過去作のエピソードに言及する際は「分からなくても大丈夫」というシグナルがちゃんと出ている。そのうえで、誰もが楽しめる「人の死なないミステリ」として、抜群の完成度を誇る。――吉田大助(書評家・ライター)

〔これ以上ない、最高のハッピーエンディング!〕
映画化・コミカライズされ、海外でも知名度のある作品だけに、ここで完結させてしまうのはもったいないのでは……と第一作から追いかけてきたファンとしては思っていたのだが、前作『探偵の鑑定1』&『探偵の鑑定2』を読み、今回の『万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの〈叫び〉』を読むにいたって、すっかり考えを改めた。シリーズの完結編として、これ以外の展開は考えられない!――朝宮運河(ライター)

松岡 圭祐[マツオカ ケイスケ]
著・文・その他

内容説明

出発点となったリサイクルショップ“チープグッズ”に戻った凛田莉子。ムンクの絵画「叫び」の盗難事件を機に、過去最難関の謎へと導かれる。事件を追ううち、探偵になった小笠原悠斗との心のすれちがいにも真意が見えはじめ…。人の死なないミステリ「万能鑑定士Q」シリーズ、遂にここに完結。

著者等紹介

松岡圭祐[マツオカケイスケ]
1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーになる。『万能鑑定士Q』シリーズでブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三代目 びあだいまおう

264
のっけから悠斗と莉子の別れのシーン!大好きなシリーズの最終巻、んなはずあるわけない!相変わらず蘊蓄やレア豆知識をバンバンぶっ込んできます。世界の宝、ムンクの叫びが盗まれ、しかも4分割に破られた!それが事実なら、なおのこと世間に知られるわけにはいかない。無かったことにするため伝説の絵画修復家、更にはパーツが見つからなかった場合の為にあの「本物を作る」天才贋作家さえも巻き込む世紀のバックレを企む関係者達。面白くない訳がない❗更に私を小躍りさせたのは、オールスター大集合です!明るい未来にBe Happy‼️🙇2019/10/08

Yunemo

167
凜田莉子、2010年4月に登場し2016年8月に姿を消すことに。6年以上も追っかけてたんだ。それ以前に岬美由紀を追っかけてもいましたが。いろんな薀蓄・トリビアのために物語が継続してた、そんな感じもして。でもいろんな場面に最終章の種が植えつけられていた、との解釈で。本作、いろいろ煮詰め過ぎて逆に上滑りしてしまったのかも。結局、過去に登場した人物との係わりが、今の莉子に成長させているのかな、そんな書きっぷり。それにしても自身の心の内を解き明かすのは難しい。素直な想い、ここから始まる思考展開、心躍らされました。2016/09/17

さばかん

155
危うく晩節を汚しかけたQシリーズ、見事大団円。当初は最終的に蚊帳の外に追いやられていた小笠原も、とうとうカッコよくラストに割り込むまでに成長した。最終巻も面白かった。こういう物語は貴重なんだよなぁ。めどがついたって言ってるのに、バトンタッチとはなんだかなぁって思ったけど、家庭を持ってしまったんじゃ仕方ないね。水鏡も悪くないんだけどやっぱQが良いんだよなぁ。そんな私にとって朗報なのが、αシリーズ続刊の可能性が示唆されたこと。頼むあと一巻だけでいいからαの話を書いてくれ。さすれば私は安らかに眠ることができる。2016/08/23

みかぴょん

118
今回も さすがの莉子。最初は小笠原との関係のギクシャク。おいおいって突っ込みたくなる感じ 途中からムンクに引き込まれて一気に読了。後半 同窓会みたいにいろんな登場人物。探偵の鑑定みたいに。何か嬉しくなっちゃった。ハッピーエンドで良かった。2016/09/12

昼寝ねこ

112
『万能鑑定士Q』シリーズもとうとう最終巻。ムンクの「叫び」盗難事件の謎を解く。正直なところ謎解き部分は数学的すぎて理解できなかった。しかし物語としては犯人の意外性もあり莉子の超人的推理や探偵として成長した小笠原の贋作者コピアとの対決シーンなど読みどころは多い。さらに最終巻なので過去の色々なシリーズのキャラが勢揃いしている。莉子と悠斗の恋愛もようやく収まるところに収まったし大団円で良かった。小説もそうだが漫画や映画も含めてこのシリーズにはかなり楽しませて頂いたので凜田莉子さんに改めてありがとうと言いたい。2025/04/18

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