内容説明
現役作家にして小説講座スーパー講師。12人の門下生をデビューさせた著者が、プロ作家になるための106のポイントを明かした究極の指南書。
目次
第1章 プロ作家を志したら、まず面白い話を書くべし
第2章 ストーリーは波瀾万丈に
第3章 冒頭に事件を!
第4章 オリジナリティを捻り出せ!
第5章 映画好きの人にストーリー・チェックを頼め
第6章 懸賞小説の予選突破の基準は?
第7章 プロ作家デビューを目指せ!
第8章 プロデビューは新人賞か?持ち込みか?
著者等紹介
若桜木虔[ワカサキケン]
昭和22年、静岡生まれ。東大大学院博士課程修了。NHKカルチャーセンター、読売文化センターで小説講座の講師を務め、12名の生徒をプロ・デビューさせる実績をもつ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
30
作家になる気はないが、小説の読み方の参考になる。起承転結、ストーリー展開と肉付けの仕方やオリジナリティーなど、いかに読者を惹きつけるか。文章力はデビューしてからでどうにでもなるらしい。アイディア、オリジナリティーはベースになる。著者は講座を持ち12名の作家をデビューさせている。2018/08/31
kurarin
3
小説の指南書としては王道の道を示してくれる本だと思う。斬新さや目新しさ、面白さを見つけ出すことは難しいけれど、デビューしようがしまいが、結局のところ書いている自分が「面白い」と感じることに尽きるんじゃないのかと。2021/03/06
テントウムシ
2
購入して数ページ読んでやめて数年経って読み始めたら止まらなくなった。一生懸命小説書いてたつもりだったけれど何か根本的に間違ってた部分もあることがわかった。読み終わってすぐに「書きたい!」って思えるのだからこれは良本。2020/05/05
エルナイン
2
公募に挑戦するうえで、下読みにウケる書き方を要約したもの。タイトル通り、新人賞を突破する秘訣が随所に散りばめられている。ただ前提が「デビューする秘訣」であるため、読む側の能力の底上げに一役買っているか? と訊かれると疑問に残る。もっと読書の大切さや、作家として必要な姿勢、著者自身の苦労談などを記載したほうが良かったのでは? 作家志望にとってデビューは大事なことであるが、それ以上に生き残るための心構えや姿勢を指南して欲しかった。本書の助力によって仮にデビューできたとしても、その人が作家として成功するかは疑問2010/10/25
てらさか
1
この本が一番実践向きというか、ためになった気がする。いかすのは自分次第。2019/09/13
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