講談社文庫<br> 追憶の夜想曲(ノクターン)

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講談社文庫
追憶の夜想曲(ノクターン)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062933186
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



中山 七里[ナカヤマ シチリ]
著・文・その他

内容説明

少年時代に凶悪事件を犯し、弁護は素性の悪い金持ち専門、懲戒請求が後を絶たない不良弁護士・御子柴。彼は誰も見向きもしない、身勝手な主婦の夫殺し控訴審の弁護を奪い取る。御子柴が金目のない事件に関わる目的とは?因縁の検事・岬恭平との対決は逆転に次ぐ逆転。法廷ミステリーの最先端を行く衝撃作。

著者等紹介

中山七里[ナカヤマシチリ]
1961年、岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そる

362
本当におもしろい。利益がない弁護なのに御子柴には明確な意思があったが弁護される方も嫌だろうな。御子柴は稲見教官の教えから贖罪の意味でやっていたのだろうし、犯した罪は重いけど御子柴を応援してしまう。しかし被害者側の心情も想像できるので読んでる方は気持ちの収まりどころがない。どっちつかずの心境になってしまうがみんな罪を償いながら生きて、と思う。「自分は奈落から手を伸ばしている者を生涯かけて救い続ける─。赦しを乞うた訳ではない。見返りを求めた訳でもない。それだけが鬼畜から人間に戻れる唯一の道だと信じたからだ。」2020/01/12

SJW

296
悪辣弁護士御子柴シリーズ第1作「贖罪の奏鳴曲」の続編。利益にもならない主婦の夫殺しの弁護を他の弁護士から奪い取り、因縁の検事・岬恭平(岬洋介の父親)と起訴審で戦うことになる。いつもの中山さんらしく、どんでん返しに次ぐどんでん返しとなり、終盤は気が抜けない展開となる。被害者がディトレーダーで、株式の知識があるとよりリアリティーを感じることができる。話が進むに連れて酷い真実が明かされてくるが、フィクションとは言え悲しさや憤りで辛かった。被害者の6才の娘 倫子の無邪気さと可愛いらしさが唯一の救いだった。(続く)2018/05/21

nobby

296
御子柴シリーズ第2弾。いや、最後40頁でやられた!その事件の真犯人や背景は分かりやすい。夫を殺し死体遺棄を試みた妻という圧倒的に心象悪い被告を、はたしてどの様に無罪に導くのか。その完全に覆す実証はお見事、なるほどの伏線も文句なし。何より圧巻は御子柴が何故割に合わない弁護を受けたのか。その衝撃の事実に勘付いた時は思わず本閉じて天井見上げてしまった…それにしても何とも後味悪い結末。続編どう続くのか気になってたまらない(笑)2016/03/29

Yunemo

279
まずは、御子柴弁護士と岬検事の法廷対決、これは読み応え有り、ひしひしと伝わるやり取りの緊迫感。御子柴が無理に弁護を受けた理由は何、まずここから、そして加害者の主婦の動機は何なの。前半、混沌としながら進む状況に戸惑い。「自由は孤独、束縛は保護の別名」、こんな考えで若い時を過ごした加害者、最後に示される事実により、納得!それにしてもあまりに無残。作中解らなかったいろんな伏線が、最後にすべてを物語る。こんな展開に痺れの感覚です。誰もが生きてる限り、何かしらの罪を犯している。同時に償う機会も。生き抜くこと難しい。2016/04/03

chinayo

258
最後の解説を読んだら、これはシリーズ第2作のこと。第一作があったのもわからないほど、いきなり二作目から読んでも面白かった作品。とにかく有り得ない(考えられない)設定の弁護士なのである。2016/09/16

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