出版社内容情報
死刑判決後、強盗殺人事件の犯人が独房から送り続けた手紙は、死刑を求刑した捜査検事の心をも揺らした。新潮ドキュメント賞受賞作!一九六六年、強盗殺人の容疑で逮捕された二二歳の長谷川武は、さしたる弁明もせず、半年後に死刑判決を受けた。独房から長谷川は、死刑を求刑した担当検事に手紙を送る。それは検事の心を激しく揺さぶるものだった。果たして死刑求刑は正しかったのか。人が人を裁くことの意味を問う新潮ドキュメント賞受賞作。
第一章 検事への手紙
第二章 長谷川武の足跡
第三章 死刑裁判
第四章 弁護士への手紙
第五章 第三の人生
第六章 文鳥と死刑囚
第七章 失敗した恩赦
第八章 母と息子
第九章 罪と罰
第十章 母の死
終 章 裁かれたのは誰か
そして、私たち
文庫化によせて
主要参考書籍
堀川 惠子[ホリカワ ケイコ]
著・文・その他
内容説明
一九六六年、強盗殺人の容疑で逮捕された二二歳の長谷川武は、さしたる弁明もせず、半年後に死刑判決を受けた。独房から長谷川は、死刑を求刑した担当検事に手紙を送る。それは検事の心を激しく揺さぶるものだった。果たして死刑求刑は正しかったのか。人が人を裁くことの意味を問う新潮ドキュメント賞受賞作。
目次
第1章 検事への手紙
第2章 長谷川武の足跡
第3章 死刑裁判
第4章 弁護士への手紙
第5章 第三の人生
第6章 文鳥と死刑囚
第7章 失敗した恩赦
第8章 母と息子
第9章 罪と罰
第10章 母の死
終章 裁かれたのは誰か
著者等紹介
堀川惠子[ホリカワケイコ]
1969年広島県生まれ。ジャーナリスト。『死刑の基準―「永山裁判」が遺したもの』(日本評論社)で第32回講談社ノンフィクション賞、『裁かれた命―死刑囚から届いた手紙』で第10回新潮ドキュメント賞、『永山則夫―封印された鑑定記録』(岩波書店)で第4回いける本大賞、『教誨師』(講談社)で第1回城山三郎賞、『原爆供養塔―忘れられた遺骨の70年』(文藝春秋)で第15回早稲田ジャーナリズム大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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