講談社学術文庫<br> 杜甫全詩訳注〈2〉

個数:
電子版価格
¥2,530
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

講談社学術文庫
杜甫全詩訳注〈2〉

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月29日 15時51分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 936p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062923347
  • NDC分類 921.43
  • Cコード C0198

出版社内容情報

漂泊と貧困に生きた「詩聖」の漢詩を鑑賞する、完全書き下ろし全訳注。大唐の都を去り成都で安らかな生活を手にする時期の作品を収載戦禍による社会秩序の崩壊や政治の堕落は、ついには杜甫の運命をも巻き込み、生涯にわたる漂泊の旅がここに始まった。日本を代表する漢文学研究者が結集した執筆陣による完全書き下ろし杜詩全訳注第二巻。本巻は、生活の場としていた大唐のまほろば洛陽、長安を去り、蜀道の難所を越えて、成都の草堂で安らかな生活を手にする時期の作品を収載する。

凡 例
他巻構成
〇三二六 架を除く
〇三二七 廃畦
〇三二八 夕烽
〇三二九 秋笛
〇三三〇 日暮
〇三三一 野望
〇三三二 空嚢
〇三三三 病馬
〇三三四 蕃剣
〇三三五 銅瓶
〇三三六 遠きを送る
〇三三七 人の従軍するを送る
〇三三八 姪の佐に示す
〇三三九 佐山に還りて後寄す三首
〇三四〇 其の二
〇三四一 其の三
〇三四二 人に従いて小胡孫を覓むるに寄するを許さる
〇三四三 秋日阮隠居薤三十束を致す
〇三四四 秦州にて勅目を見るに
〇三四五 彭州の高三十五使君適
〇三四六 岳州の賈司馬六丈、巴州の厳八使君の両閣老に寄す五十韻
〇三四七 張十二山人彪に寄す三十韻
〇三四八 李十二白に寄す二十韻
〇三四九 思う所
〇三五〇 賛上人に別る
〇三五一 両当県の呉十侍御の江上の宅
〇三五二 秦州を発す
〇三五三 赤谷
〇三五四 鉄堂峡
〇三五五 塩井
〇三五六 寒峡
〇三五七 法鏡寺
〇三五八 青陽峡
〇三五九 龍門鎮
〇三六〇 石龕
〇三六一 積草嶺
〇三六二 泥功山
〇三六三 鳳凰台
〇三六四 乾元中、同谷県に寓居して作れる歌七首
〇三六五 其の二
〇三六六 其の三
〇三六七 其の四
〇三六八 其の五
〇三六九 其の六
〇三七〇 其の七
〇三七一 万丈潭
〇三七二 同谷県より発す
〇三七三 木皮嶺
〇三七四 白沙渡
〇三七五 水会渡
〇三七六 飛仙閣
〇三七七 五盤
〇三七八 龍門閣
〇三七九 石櫃閣
〇三八〇 桔柏渡
〇三八一 剣門
〇三八二 鹿頭山
〇三八三 成都府
〇三八四 高使君の相い贈るに酬ゆ
〇三八五 居を卜す
〇三八六 王十五司馬弟、郭を出でて相い訪い
〇三八七 蕭八明府実が処より桃栽を覓む
〇三八八 韋二明府続が処より綿竹を覓む
〇三八九 何十一少府ように憑りて榿木の栽を覓む
〇三九〇 韋少府班に憑りて松樹子の栽を覓む
〇三九一 又た韋が処に於て大邑の瓷碗を乞う
〇三九二 徐卿に詣りて果栽を覓む
〇三九三 堂成る
〇三九四 蜀相
〇三九五 梅雨
〇三九六 農と為る
〇三九七 客有り
〇三九八 賓至る
〇三九九 狂夫
〇四〇〇 田舎
〇四〇一 江村
〇四〇二 江漲る;;

下定 雅弘[シモサダ マサヒロ]
著・文・その他/編集

松原 朗[マツバラ アキラ]
著・文・その他/編集

内容説明

戦禍による社会秩序の崩壊や政治の堕落は、ついには杜甫の運命をも巻き込み、生涯にわたる漂泊の旅がここに始まる。日本を代表する漢文学研究者が結集した執筆陣による完全書き下ろし杜甫全詩訳注第二巻。本巻は、生活の場としていた大唐のまほろば洛陽、長安を去り、蜀道の難所を越えて、成都の草堂で安らかな生活を手にする時期の作品を収載する。

目次

架を除く
廃畦
夕烽
秋笛
日暮
野望
空嚢
病馬
蕃剣
銅瓶〔ほか〕

著者等紹介

下定雅弘[シモサダマサヒロ]
1947年生まれ。京都大学文学部卒業、同大学大学院博士課程単位取得。博士(文学)。岡山大学名誉教授。専門は六朝・唐代詩

松原朗[マツバラアキラ]
1955年生まれ。早稲田大学文学部卒業、同大学大学院博士課程単位取得。博士(文学)。専修大学文学部教授。専門は唐代詩、杜甫(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ロビン

10
第二巻は秦州時代から始まり、成都の浣花草堂にて平和な日々を過ごした六年間(途中、シ州やロウ州に移動あり)までの作品を収録している。成都時代の最後には厳武の推薦で工部員外郎の地位を得るが、半年後にはその職を辞すことになる。本書には自らの貧しさから天下の貧民に思いをはせる有名な「茅屋秋風の破る所と為る歌」や春ののどかさを歌った「絶句二首」なども収められている。二巻は一巻よりも自らの不遇を嘆く調子の詩が少なく、樹木や花、雨などの自然の恵みを歌ったり、諸葛孔明や陳子昴を偲んだり、画を見たりと落ち着いた詩が多い。2019/05/22

鏡裕之

2
解説がなかなか秀逸。杜甫というと第1巻を読む限り、自分の境遇を嘆く「嘆き節」ばかりの印象であったが、実は家族への愛や自然、動物、食べ物、飲酒、絵画、仏教、仙道と内容は多岐にわたっている。ただ吐蕃(チベット)の侵入のこととなると、暗くなる。2017/03/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11067150
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品