講談社現代新書<br> 世界経済入門

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講談社現代新書
世界経済入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062884730
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C0233

出版社内容情報

野口悠紀雄氏が世界経済の仕組みと課題を分かりやすく解説する、決定版入門書! 世界経済の動向を理解しなければ、日本経済の行く末を正しく判断することはできません。

 経済分析では短期的な貿易量の変動や為替レートの変動に注目しがちですが、「なぜそうした変動が起こるのか」その背景にある仕組みを理解することがとても大切です。本書の前半では、世界経済を読み解く上で重要な自由貿易や国際金融の仕組みなどを、基礎から理解できるように分かりやすく解説します。
 
 また、世界経済を牽引する主要各国の動向をしっかりと把握することが重要です。たとえば、1990年代以降の日本の長期的停滞は中国の工業化に適切に対応できなかったことによる面が大きいのですが、いま中国に生じつつある大きな変化を見逃せば、これから先さらに大きな問題に直面することになるでしょう。本書の後半では、アメリカ・中国・NIES・EUの最新の経済動向を読み解きます。

 野口悠紀雄氏が世界経済の仕組みと課題を分かりやすく解説する決定版入門書です。

<目次>

第1章 世界の中の日本
第2章 貿易などを通じる国と国とのつながり
第3章 自由貿易はなぜ望ましいのか
第4章 為替レートと国際課税の仕組み
第5章 新しい産業で成長するアメリカ経済
第6章 中国経済はどこまで成長するか
第7章 アジアNIESとASEANの経済
第8章 ヨーロッパ経済とEU、ユーロ



第1章 世界の中の日本
第2章 貿易などを通じる国と国とのつながり
第3章 自由貿易はなぜ望ましいのか?
第4章 為替レートと国際課税の仕組み
第5章 新しい産業で成長するアメリカ経済
第6章 中国経済はどこまで成長するか
第7章 アジアNIESとの経済
第8章 ヨーロッパ経済とEU、ユーロ


野口 悠紀雄[ノグチ ユキオ]
著・文・その他

目次

第1章 世界の中の日本
第2章 貿易などを通じる国と国とのつながり
第3章 自由貿易はなぜ望ましいのか?
第4章 為替レートと国際課税の仕組み
第5章 新しい産業で成長するアメリカ経済
第6章 中国経済はどこまで成長するか
第7章 アジアNIESとASEANの経済
第8章 ヨーロッパ経済とEU、ユーロ

著者等紹介

野口悠紀雄[ノグチユキオ]
1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省(現・財務省)入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。著書に『情報の経済理論』(東洋経済新報社、日経・経済図書文化賞)、『財政危機の構造』(東洋経済新報社、サントリー学芸賞政治・経済部門)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、吉野作造賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

taka61

23
【kindle本】敬愛する野口先生の書。イギリスのEU離脱、アメリカや中国の現状等、現実の世界で起こっていることを、分かりやすく理路整然と説明されています。本当に頭の良い人は、易しい言葉で分かりやすく説明してくれますね。リカードの比較優位は懐かしく、学生の頃を思い出させてもらいました。2019/04/06

人間

12
FTAやTPPは自由貿易ではなくブロック化協定。自由貿易とは異なる。つまり仲良しクラブであり、域外国との貿易を縮小させる効果もある。中国との貿易が縮小することに問題がある。メイドインチャイナはもはや粗悪品ではないし、「日本の技術力」なんてものはもはや幻想みたいなもの。流行りは水平分業で、垂直統合にこだわっていると世界に追いつけない。ブレグジットについて少しだけ理解した。英国は孤立を選んだのではなくてEUの規約から逃れて自由になりたいようだ。世界経済は難しくて飲み込みきれない。2019/12/28

trazom

12
数字を踏まえて、世界の経済の状況を説明するという教科書的な書物。日本のフローの悪さとストックの豊かさが、数値的に実感できる。野口先生は、自由貿易の視点から、FTAやTPPなどのブロック経済化に大きな警鐘を鳴らし、世界に開いた「水平分業」を目指すことこそが、日本の製造業の生き残りの道だと説く。後半は、アメリカ、中国、アジア、EUのそれぞれにおける現状と課題を概説しているが、紙幅の都合か、表層的な紹介にとどまっているのが残念である。2018/10/08

オサム兄ぃ

10
非専門家向けの現実・現在の世界経済の読み方入門書。冷静で公平な分析は説得力に富み、日米中等の政策に向けた指摘は鋭い。曰く、TPPは自由貿易を阻害する、等々。本書一番の肝は「比較生産費の理論」。乱暴にまとめると戦後の経済成長で人件費が高くなった日本は、中国やその追従者と製造業で競争しても勝ち目はない、ということ。本書は英国やシンガポールの成功例に、金融を中心とした高度なサービス業を採るべき進路と示唆するが、簡単ではないだろう。現実にそれで食えるのか、それで食うことを皆が良しとするか、の両面で。2018/09/20

ゆうき

8
フローの面では日本経済の成長は鈍化しているが、過去の貿易黒字を蓄積した対外資産は豊か。今後の日本は貿易立国ではなく投資立国を目指すべき。 日本は輸出依存度が低く内需で成長してきた国。 比較優位は条件によって変わるので産業構造を転換する必要がある。自由貿易を進めると国内で損害を受ける人は出てくるため税や社会保障による再分配が必要。 食料自給率は高いと価格が高どまりする。また、天候の影響を受けやすい。供給源を分散させてリスクに対処する。2021/02/19

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