出版社内容情報
「さあ、行ってこい。おまえらがどこまでやれるか見ものよなぁー! ひひひひ。」霊を、人間を救うべく、てつしたちの戦いは続く!
まっすぐな力を持つてつしと、こわがりだけれど、優しいリョーチン、冷静で知恵者の椎名の三人が、地獄堂のおやじと出会い、不思議な世界のとびらを開く力を手にします。
この世に恨み、心を残した霊を救うべく、そして、この世に生きる人間も救うべく、三人がそれぞれの力を尽くして戦います。
「科学も信じてるけど、幽霊も信じている。」
こういうセリフをサラッと言えるような大人になってほしい--そんな著者のメッセージがびんびんに伝わってくる大迫力の1冊。
産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞作「地獄堂霊界通信」シリーズ。香月日輪のデビュー作がようやく児童文庫で読めることになり、話題のシリーズ第二弾です。
<小学上級から 総ルビ>
もくじ
第一話 生霊を追って走る
第二話 幽霊屋敷 その一
第三話 幽霊屋敷 その二
あとがき
第四話 死に部屋
あとがき
【著者紹介】
和歌山県生まれ。『ワルガキ、幽霊にびびる!』で作家デビュー。『妖怪アパートの幽雅な日常1』で産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。ほかの作品に、『大江戸妖怪かわら版』シリーズ(講談社文庫)、『地獄堂霊界通信』シリーズ(講談社ノベルス)、『ファンム・アレース』シリーズ(YA!ENTERTAINMENT)、『下町不思議町物語』(新潮文庫)、『僕とおじいちゃんと魔法の塔』シリーズ(角川文庫)などがある。
漫画化された『妖怪アパートの幽雅な日常』(シリウスで連載中)、『地獄堂霊界通信』(グッドアフタヌーンで連載中)も大人気作品となっている。
内容説明
「なんでも話を聞いてやるよ。たとえ、それが、ヘンな信じられない話でもな。」もし、だれも信じてくれないような怖いことがあなたの身に起こっても、不思議な力を持つこの三人がいれば大丈夫!まっすぐな心と力を持つてつしと、こわがりだけど、やさしいリョーチン、冷静で頭がいい椎名。そう、彼らなら、あなたを信じて、あなたも、霊も救ってくれるはず―。小学上級から。
著者等紹介
香月日輪[コウズキヒノワ]
和歌山県生まれ。『ワルガキ、幽霊にびびる!』で作家デビュー。『妖怪アパートの幽雅な日常1』で産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞
みもり[ミモリ]
漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。