出版社内容情報
チェルノブイリ原発被災者の少年が、こわれかけた海歌の家族とすごした夏。彼が残してくれたもの、それは「希望」と「絆」だった。
チェルノブイリ原発被災者の少年が、こわれかけた海歌の家族とすごした夏。彼が残してくれたもの、それは「希望」と「絆」だった。
内容説明
わたしは忘れない、11歳の夏を―。兄が事故で死んでから、うまくいかなくなった徳光海歌の家族のもとへ、その夏、12歳の少年・セリョージャがやってきた。チェルノブイリ原発事故で被災しながらも、明るさを失わないセリョージャに対して、冷たい態度をとりつづける海歌。どうしても素直になれなかった。セリョージャへの思いは、初恋だったのに―。生きる希望を描く、日本児童文芸家協会賞受賞作品。
著者等紹介
名木田恵子[ナギタケイコ]
東京都生まれ。文化学院卒業。児童書を中心に、詩やエッセイなど、幅広く執筆。また、水木杏子のペンネームで漫画の原作を数多く手がけた。『レネット 金色の林檎』(金の星社)で2007年度日本児童文芸家協会賞受賞
丹地陽子[タンジヨウコ]
東京藝術大学美術学部卒業。「別冊文藝春秋」表紙イラストをはじめ、書籍・雑誌のさし絵で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
51
兄が急死してから1年。海歌たち家族はその死からようやく立ち直ろうとしていた。そんなある日、父親がチェルノブイリ原発事故で被爆した少年を療養の為にひと夏預かると言いだし・・。2007年度日本児童文芸家協会賞受賞。2006年12月に金の星社から出版されたものを講談社の青い鳥文庫から再販したものです。3.11以前と以後とではこの本を読んだ感想が全く違っただろうなと思います。セリョージャの明るさには海歌たちだけでなく私も救われました。金色の林檎が実る風景を見てみたいな。丹地さんの挿画も素敵でした。★★★★2012/06/14
ノエル
4
泣いた。 原発の怖さを改めて実感した。 読書感想文で書こうと思って借りたけど成功だったと思う。 セリョージャは本当に優しい子だなと思った。2015/07/12
kanon
4
こんな活動があるのだと初めて知りました。家族の話や、恋の話といっても、とても可愛らしいものではなく、ちょっと苦い感じなのですが、素敵なお話でした。2012/07/20
アイオライト
3
「なんであの子がこんなことに…、どうして海飛なの…。」「お父さん、またまちがってしまったってな…。」「私なんかこの家にいなくたっていいんだから!」それぞれがそれぞれに兄の死によって傷つき、傷つかせてたことに早く気づいてくれたら良かったのに、と思いました2013/09/28
和菓子男子
2
綺麗で温かいとても素敵な物語。2014/06/02
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