出版社内容情報
祝!アンデルセン賞作家賞受賞「自然や生き物に対する優しさと深い尊敬の念に満ちた」累計200万部突破の壮大なファンタジー!!<降臨の野(タハイ・アゼ)>での奇跡から11年後――。ある闘蛇村(とうだそん)で突然<牙(きば)>の大量死がおこり、エリンはその原因をつきとめるよう命じられる。母との遠い記憶をたどりながら、<牙>の死の真相を探るうちに、エリンは、知られざる闘蛇の生態、そして歴史の闇に埋もれていた驚くべき事実に行きあたるのだった。母となったエリンの新しい旅が始まる! ――解説:松田哲夫
※小学上級から
上橋 菜穂子[ウエハシ ナホコ]
著・文・その他
武本 糸会[タケモト イトエ]
著・文・その他
内容説明
“降臨の野”での奇跡から11年後―。ある闘蛇村で突然“牙”の大量死がおこり、エリンはその原因をつきとめるよう命じられる。母との遠い記憶をたどりながら、“牙”の死の真相を探るうちに、エリンは、知られざる闘蛇の生態、そして歴史の闇に埋もれていた驚くべき事実に行きあたるのだった。母となったエリンの新しい旅が始まる!小学上級から。
著者等紹介
上橋菜穂子[ウエハシナホコ]
東京都生まれ。作家。女子栄養大学助手を経て、川村学園女子大学教授
武本糸会[タケモトイトエ]
大阪府生まれ。漫画家、イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たぬ
22
☆4.5 ストーリーに深みが増してきた。国同士、民族同士、王と臣。それぞれの思惑、本音や建て前が複雑に絡み合ってる。エリンたちには「世界地図」という概念はないらしいことに軽い衝撃。特滋水についてはさらに秘密が隠されていそうだし、同郷の者が養父の命を狙っていたことでロランがこの先どう出るのかも気になってそわそわ。総ルビで小学校上級からとはなっているけれど中高校生向けとしたほうがよさそう。2023/12/16
なゆ
11
突然11年後。リランの口に含まれて飛び立った後どうなったの?!いつの間にかエリンに息子が。息子の父親は出てこないけど…あのお方かしら?そうだといいな。牙の大量死の原因を探るため、息子を置いて闘蛇の村をめぐるエリン。次第に母ソヨンがしたこと、闘蛇の秘密がわかってゆく。そして再び命の危険が~2018/12/12
haru
8
いつの間にか、結婚して子供までいて、月日も11年もたってて、びっくりしました。次は闘蛇の秘密、、、。過去と現在がいったいどう結びつくのか、想像もつきません。一気に6巻突入しまーす。2013/06/20
ひじり☆
7
あれ、子どもが出来ているんだ!と思ったら…どんどん政治的に巻き込まれてしまっている。静かに平和に暮らせる日が来るのかな…。他国に武力が流れ、こちらも武装が必要で…やっぱり負の連鎖は止まらないのかな…2024/04/07
黒木 素弓
6
エリンは結婚し子どもを産んで幸せな暮らしをしています。しかし平穏な日々は長くは続かず…謎の解明と新しい展開が面白い♪2011/12/21