内容説明
妖怪記者ミラのまわりでふえる、妖怪の出現。ミラの親友で半妖の小夜子も、夜になると妖怪化するという。どうやら、妖怪界に異変がおきているようだった。ミラと小夜子は、鬼塚編集長とともに、妖怪界へと原因をさぐりにいくが、なんとそこでは、妖怪界と人間界の境界がやぶれかけていた!スリリングな妖怪ミステリー第4弾!
著者等紹介
藤木稟[フジキリン]
大阪府出身。1998年『陀吉尼の紡ぐ糸』でデビュー。ミステリー、伝奇、ホラー、SF、児童書など幅広いジャンルで活躍する。「バチカン奇跡調査官」シリーズ、「朱雀十五」シリーズ、「陰陽師 鬼一法眼」シリーズなど著書多数
清野静流[セイノシズル]
北海道生まれ。「別冊フレンド」で、漫画家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりん
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妖怪新聞第4巻。 今回の敵妖怪との戦いも、感情的に一筋縄ではいきません。編集長のいじわる弟も登場し、益々不穏な雰囲気になってきました。せっかく友達になれた小夜子ちゃんも闇の誘いに苦しんでいます。 待て次巻!ですね2015/12/03
サト
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妖怪による誘拐事件。小学生新聞記者ミラが、地道な聞き込み調査から人質をとってまで解決。変態的でこども向けとは思えないところがあったりして、どんなスタンスで読めばいいのかが悩みどころ。個性的なキャラ、新聞記者の存在、世界観、これからの展開を匂わす話運びがとにかく面白い。特に妖怪界という世界が、異世界として別次元に存在しているという独自の世界観には目から鱗。新聞記者としての成長が、そのまま使役できる妖怪の数に繋がるのは、コレクション性があり、過去に封印された彼らが再登場するのも楽しい。なにより挿絵がかわいい2011/04/20
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