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講談社の翻訳絵本
ときめきのへや

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 29cm
  • 商品コード 9784062830720
  • NDC分類 E
  • Cコード C8771

出版社内容情報

小さなねずみが本当のときめきを見つける物語。センダック最後の弟子による、Parents’ Choice Award金賞受賞作ねずみのピウス・ペローシは、ものを集めて歩きます。森へ行けば、ねじれた根っこ、おもしろいかたちの小枝や葉っぱ。海に行けば、貝がら、木ぎれ、キラキラひかるガラスのかけら。町では、かぎ、古い写真、だれにも届かなかった手紙……。
ピウスは、これらをだいじに持って帰り……、棚のなかに、だいじにしまっていました。ピウスはこのへやを、「ときめきのへや」とよんでいました。

セルジオ・ルッツィア[セルジオ ルッツィア]
著・文・その他

福本 友美子[フクモト ユミコ]
翻訳

内容説明

すきなものをみつけたときの、うれしさ。おきにいりのものがそばにある、よろこび。たいせつなものを、だれかにみせたくなるきもち。絵本作家・モーリス・センダック最後の弟子による、アメリカParents’Choice Award金賞受賞作。

著者等紹介

ルッツィア,セルジオ[ルッツィア,セルジオ] [Ruzzier,Sergio]
1966年、イタリア・ミラノ生まれ。1995年にアメリカに移住し、ニューヨークを拠点にイラストレーター、絵本作家として活躍している。『ときめきのへや』とWhy Mole Shoutedにて、アメリカのParents’Choice Award金賞を受賞。2011年、センダック・フェローシップに選ばれ、モーリス・センダックの指導を受ける。アメリカ・ニューヨーク在住

福本友美子[フクモトユミコ]
公共図書館勤務の後、児童書の研究、翻訳などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

109
モリネズミのピウスはものを集めるのが好きでした。彼の琴線に触れたものたちを持ち帰り、『ときめきのへや』と呼ぶ部屋に飾って楽しんでいました。ときめきのへやの宝物は友だちにも評判でしたが、中に変哲のない石ころが飾られていて……。はっきり言って、ピウスのコレクションの良さはわからないけど(笑)、ものには単なるものである事を超えてこころに繋がっているものがあるのですね。どんなにものが溢れても、大切にしたいものはあるはず。たとえ誰にも理解されなくても。2013年9月初版。2016/03/26

papapapapal

39
味わい深い一冊。 物を集めるのが好きなピウス。集めた宝物たちをしまっておく「ときめきのへや」の真ん中に飾ってあるのは、小さなはいいろの石ころ。…誰も見向きもしないこのつまらない石ころこそが、ピウスの核なのだ。子どもたちには、誰かの意見に左右されることなく、自分の核を守れる大人になって欲しい。2021/09/21

ちぐ

27
ある物事の歴史には必ず始まりがある。その原点とも言える、きっかけでもある物や出来事が、たとえ他人には陳腐に見えても、自分にとっては魂と言えるほどに"ときめき"がたくさん詰まっているはずだ。その時の気持ちは決して捨ててはいけないんだと思った。迷った時にはやはり初心を思い出すべきね、その時のときめきをね。2016/06/03

ヒラP@ehon.gohon

25
何でも気に入ったものは持って帰ってくる、モリネズミのピウスの収集癖には驚かされます。 でも、他人から見たらただの石ころだったとしても、意味の有るものなのですね。 断捨離と反断捨離を行き来するようなお話ですが、ときめきのへやもスペースに限りがありますからね。 処分する順番も重要かも。2019/02/17

どあら

22
図書館で借りて読了。ものを集めるのって、集めている間はドキドキワクワクするんですよね!2017/08/19

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