出版社内容情報
愛した会社から「最後通牒」を突きつけられた。いま起つべきか、しがみつくべきか。『しんがり』の著者が描く、ソニー社員の再生物語17年間で都合6度、目標削減数8万人の未曾有のリストラを進めたソニー。
その時、無辜(むこ)の会社員はどう生きたか。
元海外営業マンは「公園居酒屋」で団結し、エンジニアはリストラ部屋でもモノ作りを続け、現場の女性は徹底的に抗った。そして、多くがソニーDNAを新たな場所で芽吹かせようと散っていった。
リストラ部屋の人々がすべて実名で語る。嘆くな、前を向け、と。
『しんがり 山一證券 最後の12人』で感動を呼んだ著者の最新作を早くも文庫化!
第1章 凋落の予兆
第2章 ターニング・ポイント
第3章 技術者の矜持
第4章 リストラ志願
第5章 マイレージ、マイライフ
第6章 切り捨てSONY
第7章 終わらない苦しみ
終章 リストラでも奪えないもの
清武 英利[キヨタケ ヒデトシ]
著・文・その他
内容説明
17年間で都合6度、目標削減数8万人の未曾有のリストラ。その時、無辜の社員はどう生きたか。元海外営業マンは「公園居酒屋」で団結し、エンジニアはリストラ部屋でもモノ作りを続け、現場の女性は徹底的に抗った。リストラ部屋の人々がすべて実名で、その苦しみと誇りを堂々と語る。嘆くな、前を向け、と。『しんがり』で感動を呼んだ著者の最新作を早くも文庫化!
目次
第1章 凋落の予兆 2006‐2007
第2章 ターニング・ポイント 1946‐2007
第3章 技術者の矜持 2008‐2009
第4章 リストラ志願 2012
第5章 マイレージ、マイライフ 2012‐2013
第6章 切り捨てSONY 2012‐2013
第7章 終わらない苦しみ 1954‐2014
終章 リストラでも奪えないもの 2013‐2015
著者等紹介
清武英利[キヨタケヒデトシ]
1950年宮崎県生まれ。立命館大学経済学部卒業後、75年に読売新聞社入社。青森支局を振り出しに、社会部記者として、警視庁、国税庁などを担当。中部本社(現中部支社)社会部長、東京本社編集委員、運動部長を経て、2004年8月より読売巨人軍球団代表兼編成本部長。11年11月、専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任され、係争に。現在はノンフィクション作家として活動。著書『しんがり山一證券最後の12人』(講談社+α文庫)で2014年度講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鉄之助
GAKU
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- 人間、無限を見るもの