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講談社+α文庫
私は金正日の極私的ボディガードだった―戦慄の思想と驚愕の素顔

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  • サイズ 文庫判/ページ数 283p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062812412
  • NDC分類 929.16
  • Cコード C0195

内容説明

世界的最重要人物の警護官として最強を誇り、最高の待遇で11年間仕えていた男が突如逆賊とみなされ、悪魔の巣窟=政治犯収容所に投獄された。そこで待っていたのは、人間を家畜以下のモノ扱いにする私刑、牛糞混じりのトウモロコシだけの食事…まさに生き地獄だった。「絶対に生き抜いてやる。“人間”として、ここから外に出るんだ!」人間を獣に作り変える“北社会”の知られざる闇。頂点とドン底を経験した者だけが語れる全真相。

目次

第1部 金正日親衛隊員(幼年時代の思い出;針穴を通るより難しい警護官選抜過程;警護官生活)
第2部 北朝鮮を新たに実感する(11年ぶりに帰ってきた故郷;労働党指導員の生活;脱出、逮捕そして…;国家安全保衛部予審局;人間の仮面を被った野獣たち)
第3部 人間生き地獄「耀徳15号管理所」(悪魔の巣窟から人間の生き地獄へ;管理所での生活;虫けらほどの価値もない罪人の命;奇跡的に生きて帰る)
追記 金正日の正体(金正日が使用する主要施設;金正日の特性;金正日の人間関係;金正日の政治スタイル)

著者等紹介

李英國[イヨングッ]
1962年、北朝鮮咸鏡北道茂山郡茂山村に生まれる。1978年、朝鮮労働党中央委員会組織指導部幹部5課対象に選抜され入党、党中央委員会保衛部隊伍(6処)で金正日の警護官として11年間勤務。1988年、除隊後、朝鮮労働党茂山郡党民防衛軍の指導員として勤務していた当時、体制に嫌気がさして1994年に中国に脱出。韓国行きを試みたが失敗して逮捕。国家安全保衛部予審局拘留所で5ヵ月間の厳しい拷問を受けた後、耀徳15号政治犯収容所に送られ、おぞましい収容所生活を体験。1999年に奇跡的に出所し、再度中国に脱出。2000年、韓国への入国に成功する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うたまる

0
「人間を獣に作り変える場所、それが北朝鮮社会なのだ」……いやいや、そうじゃないだろう。本書で語られる陰惨な拷問の数々は、決して職務の必要上から嫌々行っている訳ではない。元々朝鮮には親が子に対して、教師が生徒に対して度を越えた体罰を加える土壌があり、管理所での虐待はその延長線上にある当然の帰結に見える。韓国の軍隊内でのいじめも、屠犬時のいたぶりも、頻発する知的障害者レイプも皆同根で、朝鮮文化の一断面と言える。韓国の方が北朝鮮よりほんの少しだけましな事を思えば、体制に起因する要素も少しはあるんだろうけど。2013/09/13

me

0
酷い国だわ2013/07/07

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