出版社内容情報
謎の画像メールから始まった連続猟奇事件。それは殺人鬼が作り上げた「死のゲーム」だった! 「検屍官」シリーズ第20弾。カナダとボストンで発生した奇怪な事件。これら二つの事件の被害者と、不自然な死に方をした男が、一本の線となってつながった。さらに、マリーノが罠に落ち、スカーペッタも行動をスパイされていたことが判明する。殺人に愉悦する恐るべき真犯人に、スカーペッタが迫る! 「検屍官」シリーズ第20弾。
パトリシア・コーンウェル[パトリシア コーンウェル]
著・文・その他
池田 真紀子[イケダ マキコ]
翻訳
内容説明
カナダとボストンで発生した奇怪な事件。これら二つの事件の被害者と、不自然な死に方をした男が、一本の線となってつながった。さらに、マリーノが罠に落ち、スカーペッタも行動をスパイされていたことが判明する。殺人に愉悦する恐るべき真犯人に、スカーペッタが迫る!「検屍官」シリーズ第20弾。
著者等紹介
コーンウェル,パトリシア[コーンウェル,パトリシア] [Cornwell,Patricia]
マイアミ生まれ。警察記者、検屍局のコンピューター・アナリストを経て、1990年『検屍官』で小説デビュー。MWA・CWA最優秀処女長編賞を受賞して、一躍人気作家に
池田真紀子[イケダマキコ]
1966年東京生まれ。翻訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みっちゃん
88
相手の不貞にはえらく疑り深いのに、自分は誤解を招く行動ばかり…何て面倒くさい夫婦だろう…目の前に二人を正座させて説教したくなったわ(笑)そして肝心の犯人に至るアプローチは、終盤唐突に、ぱたぱたっと終わってしまった。コーンウェル女史はもう、本格ミステリーは書いてくれないのだろうか…これからはこのシリーズは、スカーペッタファミリーの行く末を見届ける、そんな位置付けで読もう。そう決めてしまえば、あんまりイライラしないで、楽しめそうだわ。2014/06/23
よむよむ
40
結末をいろいろ推理しましたが見事にはずれました~ でもって、例のごとくあんまり納得がいかないなあ。ルーシーっていつもカッコイイな~2015/12/17
Yuna Ioki☆
37
472-103-20 やっとシリーズ既刊全て読了。よく頑張った<ぢぶん(笑)良く分からないストーリーという印象しかない。。。これで多分もう検視官シリーズは卒業かな^_^; 完結を見ずに卒業するのは王様ゲーム以来2作目。。。2014/03/14
ヨーコ・オクダ
28
ケイのもとで働くスタッフの裏切りとベントンに気があるFBI捜査官の嫉妬。この辺の描写は面白くてどんどんページが進むんやけど、はて、耳の画像、海中から引き上げた遺体、行方不明の女性の事件は結局どうなるの?てな思いを抱いたまま、ホンマに終盤からの超ラストスパートwケイは犯人に襲われーの、土壇場で味方キャラたちに助けられーの、なんだか平和な締め。いやぁ、分からん。唐突すぎる犯人キャラ。「最後まで犯人分からなかったでしょ?ウフ💕」とか思たはるんやろか、コーンウェルセンセ。ミステリと呼んでエエんか、これ!?2021/06/21
Yunemo
20
何なんだろうこの違和感。読了後の最初に浮かんだ気持。どうしたんだろう、このモヤモヤ感。確かに随所にケイらしい思考方法、行動様式は表現されているんだけど。こんな感じで下巻、作品が結末を迎えていいの。ケイが、マリーノが、ルーシーが、ベントンが、それぞれに表現されているのだけど、どうしても身に入ってきません。いろんな意味で不自然さが伴ってしまう。自身の読み方、理解が薄れているのかな、との思いも。理解しがたい戸惑いが全身に広がったまま読了。そんな気持ちですかね。(もう一つ、本作品、文庫本ですよね。ここにも違和感)2013/12/23