講談社文庫<br> V.T.R.

個数:
電子版価格
¥616
  • 電書あり

講談社文庫
V.T.R.

  • ウェブストアに5冊在庫がございます。(2024年04月20日 11時25分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 212p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062774789
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



辻村 深月[ツジムラ ミヅキ]
著・文・その他

内容説明

辻村深月の長編ミステリーから物語が飛び出した。「スロウハイツ」の住人を受け止め、支えたあの作家。物語に生きる彼らと同じ視線で、チヨダ・コーキのデビュー作を味わおう。『スロウハイツの神様』の世界へようこそ。

著者等紹介

辻村深月[ツジムラミズキ]
1980年2月29日生まれ。千葉大学教育学部卒。『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞し、デビュー。『ツナグ』(新潮文庫)で第32回吉川英治文学新人賞、『鍵のない夢を見る』(文藝春秋)で第147回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さてさて

376
小説内小説が現実世界に飛び出してきたこの作品。なんだかハードボイルドな出だしに、『神様』ってこんな作風なんだ、これが高校生が書いた作品なんだ、とちょっと興奮気味な読み始め。確かにいつもの辻村さんとは違う、あくまでチヨダ・コーキが書いたとされるこの作品。『十代の頃の神様が理解できなくなったというのなら、それは、まごうことなき老化だ』と解説を書くのはあの赤羽環。スロウハイツを愛した読者への辻村さんからの最高の贈り物。チヨダ・コーキの作品としての装丁、細かい作り込み含めてとても良く考えられた作品だと思いました。2021/08/27

三代目 びあだいまおう

309
何とも贅沢な!私の昨年ベスト5に確実に入る『スロウハイツの神様』のスピンオフで、あのチヨダコーキのデビュー作!そして解説が赤羽環!(だから本作読む前にスロウハイツは必須です) 中高生に伝説的に支持されてるコーキらしく若者にも読みやすい文体。辻村さんの文に慣れてる方には少し違和感あるかも。ストーリーは近未来、凶悪犯罪者を自由に殺してよい権限マーダーライセンスを持つ者の話。主人公ティーの視点で割とうだうだ展開するがラストの章で大どんでん!さすがにえぇっ?❗環の解説もいい!本の作りも凝ってる!何とも贅沢‼️🙇2019/01/29

にいにい

287
「スロウハイツの神様」のチヨダ・コーキ17歳のデビュー作。これ読めるなんて、辻村深月さん最高!! 解説:赤羽環、いい~。「スロウハイツ」の世界が深まる、切なさや優しさがつまった一冊。デビュー作設定だから、粗削りだけど、殺人のライセンスを持つマーダーと友人達のやるせない愛と友情物語。絶望と光が交差する。環や桃花がこれを励みに生きたと感慨深い。「一人ぼっちにならないで。アタシはあなたを愛してる。」当然ながら「スロウハイツ」を読み、コウちゃんの人となり、想い、関連するものたちを知ってから読む作品。2015/09/16

小梅

272
これがチヨダコーキ作品だったのか!環に解説を書かせるあたりが良いわ〜2016/03/18

ナルピーチ

222
まず先に、本書を未読の方は『スロウハイツの神様』から読んで欲しい!そのスロウハイツの住人として登場した作家・チヨダコーキのデビュー作は、一人の女性を純粋までに愛した男の物語。3年前に別れた“アール”から掛かってきた電話が“ティー”の心を動かしていく。最後の結末には賛否両論あると思うが、そこも含めて楽しめた。そしてなんと言っても、巻末の解説で登場する“赤羽環”に胸が爆ぜた!環らしいコメントが絶妙に二人の距離感を生む。やっぱりこの二人の関係性が心地よい。辻村先生の粋な計らいを存分に堪能することができました!2022/05/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6293263
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。