内容説明
点眼式の液体目薬を日本に伝えたのは、ローマ字で有名なヘボンだった。坐薬は体温で溶けるチョコレートがベースである。深刻な薬害を起こしたサリドマイドは多発性骨髄腫薬として復活した等、薬の文化社会学から効能までを解説。薬の販売方法や許認可システムなど日本独自の特殊な事情も網羅。
目次
1 薬の“文化社会学”
2 薬の“民俗学”
3 手軽で身近な薬の雑学
4 薬の“不思議”な話
5 薬の待ち時間に考えたい雑学
6 日本の製薬あれこれ
著者等紹介
天野宏[アマノヒロシ]
1946年、愛知県生まれ。1969年東京薬科大学卒業、薬剤師。1991年薬学博士(東京大学)。1971年日経マグロウヒル社(現日経BP社)入社。日経メディカル副編集長、日経メディカル開発編集部長などを経て、現在フリーランス医療ジャーナリスト。日本薬史学会評議委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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