おくればせの愛

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おくればせの愛

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784001155242
  • NDC分類 K943
  • Cコード C8097

出版社内容情報

ハーモニカを買おうと小銭をもちだした幼いペーター.その罰として彼を完全に無視する父.幼年時代の些事を軸に多感な息子と内面的な父親の姿を追いながら,しだいに父への愛を自覚する作家の精神の自伝.

内容説明

ハーモニカを買おうと小銭をもちだした幼いペーター。その罰として彼を完全に無視する父。幼年時代の些事を軸に多感な息子と内面的な父親の姿を執拗に追いながら、次第に父への愛を自覚する作家の精神の自伝。『ヒルベルという子がいた』などで知られる児童文学作家ヘルトリングが自分の創作活動の根底にある〈わだかまり〉を直視しようと試みた作品。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りうかん

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分かり合えそうで分かり合えなかった、好きだったのにそれが伝わることはなかった、父と息子のお話。二次大戦下のドイツで、弁護士の父とその父親に反発してしまう息子のすれ違いを描いた児童書?児童書なのだろうと思うが、中学校以上向きかと思われます。2018/09/03

もこもこ

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父と息子関係も難しそうだ。判り合うためには何度も会話を繰り返さないとダメだとおもう。親はいつまでも子どもは子ども扱いで話してやらないから理解しあえなくなっていく。親の過ごしてきた年月を経てやっと子どもも親のことが少しはわかってくる、しかし 父親も早くに亡くなってしまったなら、やり直す機会がなくなってしまう。こうして文章で父を越えねばならないのだろうか。2018/06/02

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