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講談社文庫
孤独な交響曲(シンフォニー)―ミステリー傑作選

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  • サイズ 文庫判/ページ数 569p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062757058
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

神保町の「がらくた市」で古びた茶碗を見つけた、御茶ノ水署・生活安全課の斉木と梢田。実は値の張る骨董品であることがわかったが、意外な事件を掘り起こすことになり…。「欠けた古茶碗」(逢坂剛)。横山秀夫「第四の殺意」、篠田節子「ヒーラー」、ミステリーの名手10人が競演するアンソロジーの開幕。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソラ

31
【再登録】「欠けた古茶碗」――逢坂剛 「第四の殺意」――横山秀夫 「ヒーラー」――篠田節子 「死神の精度」――伊坂幸太郎 「思い出した……」――畠中恵 「偶然」――折原一 「転居先不明」――歌野晶午 「時うどん」――田中啓文 「胡鬼板心中」――小川勝己 「とむらい鉄道」――小貫風樹2015/01/25

みなみ

18
2003年に発表された短篇ミステリの中から日本推理作家協会が選出した短編集。伊坂幸太郎の「死神の精度」、横山秀夫の「第四の殺意」は読んだことがあったけれど、知らないものも多く、一つ一つのレベルも高い。篠田節子の「ヒーラー」、折原一の「偶然」、小貫風樹の「とむらい鉄道」が面白かった。2023/12/06

yupi

17
アンソロジー。逢坂剛『欠けた古茶碗』逢坂剛、『第四の殺意』横山秀夫、『ヒーラー』篠田節子、『死神の精度』伊坂幸太郎、『思い出した』畠中恵、『偶然』折原一、『転居先不明』歌野晶午、『時うどん』田中啓文、『胡鬼板心中』小川勝己、『とむらい鉄道』小貫風樹。 既読は伊坂さんのみ。篠田さん『ヒーラー』が気持ち悪くて面白かった。2017/08/17

ひょろ

8
篠田節子「ヒーラー」グロテスクな生物もさることながら、それによって引き裂かれていく社会が恐ろしい。 伊坂幸太郎「死神の精度」死神が何とも人間臭く、チャーミング。シリーズとしても結構面白い。 小川勝巳「胡鬼板心中」どこか乱歩を思わせる。この狂気は好みだ。2016/11/05

アルパカ

6
伊坂さんが苦手だと思っていたが「死神の精度」が面白かった。意外な展開で驚きが続く感じ。最後に明るい兆しがあるのがいい。篠田節子「ヒーラー」はものすごく気持ち悪い。今までこんな気持ちの悪い小説を読んだことがなく、ある意味初体験。(笑)楽しかったのは「時うどん」落語が好きだと面白い。「胡鬼板心中」は流れるような語り口で映像が浮かぶよう。「とむらい鉄道」も不思議な感じでいい。まだ知らない作家さんに出会えてとても良かった。 2017/09/09

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