講談社文庫
京都冬の旅殺人事件―赤かぶ検事シリーズ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 282p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062753081
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

冬の渡月橋を臨む旅館で赤かぶ検事夫人と行天燎子警部補は、白い幽霊を見た。翌朝、古井戸から女性客の死体が上がり、行方を眩ました同室者は高級売春組織の元締めだと噂に。自分の妻を元締めの部屋で殺した容疑で、人気俳優赤羽良介が起訴された。弁護人秋月沙知子の予想外の反撃に、赤かぶ検事危うし。

著者等紹介

和久峻三[ワクシュンゾウ]
1930年大阪府生まれ。京大法学部卒。中日新聞記者を経て、1966年、司法試験に合格、1969年から京都に法律事務所を開設。1972年『仮面法廷』で第18回江戸川乱歩賞を受賞し、作家活動に入る。1989年『雨月荘殺人事件』で第42回日本推理作家協会賞を受賞、法廷ミステリーの第一人者として不動の地位を確立する。特に「赤かぶ検事シリーズ」「告発弁護士・猪狩文助シリーズ」は多くの読者の絶賛を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨーコ・オクダ

30
旅館の井戸の上に浮かぶ白い幽霊…なんてオカルティックな始まりなんやけど、目撃したのが行天燎子警部補と赤かぶ検事夫人とあらば無視できず!?本筋としては、井戸に捨てられた女性の遺体の謎と俳優・赤羽良介夫人殺害事件の謎解き。両事件に関わると思われる、高級コールガール組織の女ボス・中西美希子を追え!?てなわけで、割とシンプルな筋やのに(もちろん、ちゃんと楽しめるトリックは仕込まれている)、主犯やない人物たちがあれこれやらかしてくれた(実は罪になるレベル!)おかげで、警察、検察、弁護人等が振り回されるという…。2020/02/04

喪中の雨巫女。

13
《私‐図書館》久しぶりの赤かぶ検事です。フランキー堺さんのイメージがなかなかぬぐえない。(笑)2011/09/23

かおり

2
渡月橋での第一の事件が全然進展しないまま第二の事件の公判に突入。幸い第一の事件と第二の事件が結び付いたので、少しの情報で両方の事件に関わる情報となり、両事件無事解決☆赤かぶ検事いつもながらお見事。2017/03/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/527214
  • ご注意事項

最近チェックした商品