内容説明
仄暗い湖で同時に発見された3つの死体。「心中」と「絞殺」を結ぶ線とは?4億円着服事件が浮上した直後、新たな殺人が。逮捕直前まで追い詰めた容疑者は土壇場でアリバイを主張。捜査陣を打ちのめした完全犯罪をいかにつき崩すか。浦上伸介の推理が冴える。相棒となる前野美保との出会いも描くミステリの傑作。
著者等紹介
津村秀介[ツムラシュウスケ]
1933年横浜市生まれ。出版社編集者、神奈川新聞嘱託を経て、ミステリー作家に。時刻表を駆使したアリバイ崩しの名手として人気を博す。2000年9月逝去
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