内容説明
歴史に名を残してはいない。名を求めるでも、金を求めるでもなく、ひたすら己の技を磨き、強くなることを目指した男たち―。不世出の剣豪の生きざまを鮮やかに描く!技へのこだわり、リアルな決闘シーン、意外な結末。表題作「抜打ち庄五郎」以下、短編の名手の選りすぐった8編を収録した好短編集。
著者等紹介
新宮正春[シングウマサハル]
昭和10年和歌山県新宮市生まれ。昭和45年に「安南の六連銭」で小説現代新人賞を受賞。歴史時代小説を中心に実力派として幅広く活躍した。平成16年没
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