講談社文庫
汚辱のゲーム〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 531p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062735360
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

フォークが、栓抜きが、血に飢えた凶器に見える!美貌の女性ゲーム作家、マーティの心に突如兆した残虐な殺人衝動。夫のダスティは精神の均衡を失い消耗していく妻の姿に驚き、原因を探ろうとするが、やがてふたりの周辺で、原因不明の不吉な事件が起き始める。巨匠D・クーンツ、待望の最新サスペンス。

著者等紹介

クーンツ,ディーン[クーンツ,ディーン][Koontz,Dean]
1945年ペンシルバニア生まれ。1968年、SF小説“Star Quest”で長編デビュー。’70年代は様々なペンネームを駆使してジャンルを問わずに大量の小説を発表。1986年、『ストレンジャーズ』でブレーク。以後、スティーブン・キングと並ぶモダンホラーの旗手として数々の作品を発表している

田中一江[タナカカズエ]
1953年東京生まれ。東京女子大学英文科卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tetchy

2
クーンツは冒頭のシーンが上手い事で知られているが、それは大体50ページ前後で一段落するスペクタクルがページを捲る手をもどかしくさせるのであって、それぐらいの長さで切れ味を発揮するのに、今回はしつこくスキートの自殺未遂の顛末とマーティの妄執的な破壊シーンが続き、逆に本編が始まる前に疲労を感じてしまった。しかし設定が前に読んだ『真夜中への鍵』によく似ているなぁ。2009/08/15

小太郎

0
キングと比べられていますがこの人の作品の方が読みやすいです 物語が膨らみすぎた感じはありますが、面白く読めました 分厚い本ですが下巻が楽しみです 物語的にはファントムの方が分かりやすいです 文章を読むだけでクーンツの魅力を味わえます 一気読み出来る厚さではないですが、恐怖の世界を充分に味わえると感じました2014/01/18

何屋

0
スーパーナチュラルな話かドでかい組織でも出てくるのかと思ってたら、意外にこじんまりしてたりしつつ。とは云え、今のところは面白く読めてるので、クーンツにありがちな失速具合が下巻でどうなるか。2013/10/05

kan143

0
他の人も感想に書いてるけど、クーンツには珍しく導入部がちとかったるい。ひょっとしてこれは俺には合わないんじゃないかと思い始めた頃に本編の調子が出て来て上巻の後半は一気に。この調子なら下巻も楽しめそう。2012/04/05

ラブテル

0
前半読みづらかった気がしますが、中盤から引きこまれます。登場人物の若い夫婦が深く愛し合い、協力して見えない敵と戦う姿が素敵です。現在下巻を読んでいますが面白いので夜更かしして読んでいます。2010/10/11

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