内容説明
知っているつもりでも、じつは知らない「愛とセックス」の真実。性感の多彩さ、性感帯の正体、性欲の源から、EDなど性機能障害のお悩み解決まで、より深くより気持ち良く愛し合うためのセオリー、心と体に気持ちいいコトいっぱい。恋をしたなら、セックスするなら、まずこれを読もう。
目次
ひふはなぜ、やさしいのだろう
赤ちゃんがほほえむわけ
本能だけでは、セックスできない
性欲の源は、両耳のあいだにある
強姦するオスは、人間とオランウータンだけ
女性の性感は、はるかに多彩・複雑
パチニ小体が「性感帯」の正体!?
人間のペニスは、霊長類ナンバーワン
インポテンスでも、セックスは楽しめる
結婚・快感・愛情のバランスが崩れている
ペニスの長さ・太さに頼りすぎ
発情は「恋愛の基礎」:「セックス上手」の見分け方
著者等紹介
キムミョンガン[キムミョンガン]
1950年兵庫県生まれ。性人類学者。現代性教育・性科学者。和光大学講師。自ら主催する「性に関する教育・指導・相談所「せい」」で、体と心の悩み、性交・オナニー・精力増強・性機能障害・早漏・不感症・性の不一致問題等のアドバイスを行っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MIKETOM
6
こんなタイトルではあるが、恋愛とはあまり関係がない。「恋愛≒性」てな感じで、自称”性人類学者”が書いた【学術的テイストを加味した下半身系の蘊蓄語り】てな本。これが意外に面白い。例えば、人間と動物の性行動の違い。動物が画一的なのに対して人間のそのバラエティさには目を見張らされる。例えば体位。人間のそれは融通無碍だがどの動物も一種類のみ。「四十八手を華麗に使いこなすカバ」なんてきいたことがない。他にも性癖など。ロリコンの虎とかドMの馬とかホモの象なんているわけないよね~(笑)ある意味目から鱗。→2025/04/20
hit4papa
1
"性人類学者"キム・ミョンガン氏による"性"に関する本。20年以上前にビック・コミックスピリッツ連載されていたものを文庫化したものです。当時の定説が現在どうなっているのかはわかりませんが、楽しく読ませていただきました。男性向け青年誌のやや煽情的な軽い語り口が、タイトルときれいな挿絵とそぐわないので、手にとってびっくりする方がいるとは思います。しかし、著者の真摯な姿勢が垣間見えるので、嫌な感じはしません。
Paku501
1
図書館本。途中で読むのやめた。恋愛の基礎という題名だが性についていろいろ語られてる?それも難しい感じ。2010/02/11
ナツ
1
内容は『恋愛の基礎』じゃないと思う。扉文(?)の「あなたは愛とセックスについて本当のことはあまり知らない」が、内容。 興味深く読んだけど…段落(?)ごとの「私?○○です。」はなんだかなぁ…です。2009/05/25