講談社文庫<br> 紅顔

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講談社文庫
紅顔

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  • サイズ 文庫判/ページ数 356p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062730044
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

明の末期、呉三桂は、李自成軍が明を倒し、都を占拠したと知った。その上、愛妾円円も李自成の配下に連れ去られたと聞き、守っていた山海関を摂政ドルゴンを擁する清軍に開放する。裏切り者と歴史に書き残された呉三桂と傾国の美女円円、二人の純愛と明末の激動を清新な筆致で描きあげる、中国歴史長編小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kmori299

2
やりたいこととやるべきこととできることってのは、それぞれ違うと大変だな。それが合致している人への羨望と、異なっていたのに前に進む強さが魅力的。羨望の対象であるドルゴンの物語もあるみたいなので、読みたい。2022/05/24

雪野きずな

1
再読3回目。海東青ドルゴンを読んだので再読。理解度アップ。2016/08/06

雪野きずな

0
3年ぶりに再読。2回目。永久保存版にしよう。ドルゴンも今日、電子で購入した。併せて読もう。2016/05/17

雪野きずな

0
摂政王ドルゴンも読みたくなる一冊。素晴らしい。田中芳樹先生がチャイナイリュージョンでブックガイドにあげているだけのことはある。2013/11/07

Yasuko Netsu

0
人は終生一つの目標に向かって走るものだろうか?野心は目標と同じものなのか?野心を抱きながら、環境によって、それを遂げずに(「遂げられずに」ではなく)過ごす日々を埋める心の糧は、野心ではなく何なのか?主人公呉三桂の辿った道は一貫しているようで、なぜか迷走して見える。満ち足りているようで、虚しい。こんな歴史小説初めて読んだ。著者の思い入れが読者をつき動かす。共感とか、別世界に浸るとか、そういう読書体験とは全く違った異次元にありながらパラレルワールドを透かし見るような不思議な共有感にとらわれる。2013/08/06

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