出版社内容情報
システム開発の上流から下流まで生成AIを活用して、正しいシステムを効率よく実現するための本です。
本書の特徴は、システム開発(言い換えれば、ソフトウェアによる問題解決)の過程に生成AIを取り込んでいることです。ソフトウェアによる問題解決には、
- 問題をはっきりさせる
- 問題の解法に合意する
- 解法を実装する
- 実装した解法を運用する
といったステップがあり、それぞれのステップに対して様々な手法が提案されてきました。生成AIによる支援もそうした手法の中に組み込まれる新しい武器となります。
本書は(1)ソフトウェア開発の各ステップが満たすべき性質を俯瞰しながら、(2)そこにどのように生成AIを組み込んでいけばよいかを説明します。
内容説明
AIが進化した究極的な世界では人の役目は、課題と解決対象を決めるだけ。デジタル時代のすべての人に役立つAI活用法。
目次
第1章 物語のはじまり
第2章 課題探求
第3章 仕様策定(その1)
第4章 仕様策定(その2)
第5章 設計と実装
第6章 検証
第7章 全体の振り返り
著者等紹介
酒匂寛[サコウヒロシ]
1980年代初頭にソフトウェア業界に就職したことから、ソフトウェア開発とコンサルティングの道を歩み始める。大規模な事務処理系のソフトウェアや、組み込み系と呼ばれる人の目に直接触れないソフトウェアを多く手掛けてきた。1990年代までは開発ツールとオブジェクト指向、21世紀になってからはこれに加えて形式手法を中心に扱ってきた。主なテーマは開発における情報の整理と共有、検証と正しさの担保。最近の興味は専門的作業に対する生成AIの活用。並行して専門書籍の翻訳を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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