講談社+α新書
体にいちばん快適な家づくり―高断熱・高気密の常識のウソ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062722797
  • NDC分類 528.2
  • Cコード C0277

出版社内容情報

初めて書かれたソーラーハウスの真実!!
自然を利用した省エネ住宅の成功と失敗!!冬暖かく夏涼しい、1年中いい季節がある家

高断熱・高気密と床暖房の快適ライフ

太陽熱を使って暖房しようとするときには、ひとつ難しいことがあります。それは、いちばん暖房がほしいときは日が沈んで夜になってから、さらにはその翌朝、まだ太陽が十分に力を出す前なのに、太陽は昼間しか照ってくれないことです。そのために、わが家の太陽熱暖房では昼間の太陽熱を床に蓄えておいて、ちびちび小出しに使いながら翌朝までもちこさせるというワザを使いました。この「蓄熱床」にためた太陽熱で夜も翌朝も暖かく暮らせますが、困ったことに、これでは用もない就眠中も誰もいない居間で暖房が継続してしまいます。ところが、この「とめることのできない困った継続暖房」が家全体に暖かさをいきわたらせ、それまで考えていた暖房とはまったく違う住環境ができたのです。全室24時間の床暖房になり、「家の中はいつもいい季節」になっていたのです。

●断熱性能はどうして判断する?
●誤解されている外断熱
●大きな窓の家は暖かいという誤解
●高気密だからできる理想の換気
●寒かった高断熱・高気密の家
●いい床暖房・悪い床暖房
●居間の吹き抜けの長所と欠点
●カン違いの結露対策
●ダニ・カビ・アトピーにさよなら
●太陽光発電はお得か?



岡本 康男[オカモト ヤスオ]
著・文・その他

内容説明

自然を利用した省エネ住宅の成功と失敗!!冬暖かく夏涼しい、一年中いい季節がある家。初めて書かれたソーラーハウスの真実。

目次

第1章 快適な家づくりのための断熱
第2章 全室24時間暖房のすすめ
第3章 ダニ・カビ・結露を防ぐ
第4章 環境に配慮しつつ生きる
第5章 ソーラーハウスの成功と失敗
第6章 ここが知りたいQ&A

著者等紹介

岡本康男[オカモトヤスオ]
1940年、愛知県に生まれる。名古屋大学工学部卒業。太陽エネルギー研究家。1963年、自動車会社に就職。1968年、有限会社知立鉄工所(現・チリウヒーター)へ、後継者として入社。現在、代表取締役社長。当社は、1957年より太陽熱温水器を商品化した、日本でいちばん古い太陽熱温水器メーカーである。1990年、自宅を太陽熱暖房給湯実験住宅として建設。1991年、「ハイブリッドソーラーハウス」暖房給湯システムを商品化。1994年、「ハイブリッドソーラーハウス」を建築する工務店の会「ハイブリッドソーラー協会」を設立し、会長となる。現在、東北から鹿児島まで会員工務店は180社
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2023/12/24

す○○

1
「全室24時間暖房」「いつもいい季節がある家」の連呼に閉口。ハイブリッドソーラーハウスはガラス瓶の中で暮らしているよう。個人的には暑さ寒さを堪えても窓から吹き込む風に季節を感じながら暮らしていきたい。2013/07/25

ひらり なつ子@療養中 気持ちは元気

0
2005年4月読了

Paraiso☆ミ

0
1章「快適な家作りのための断熱」は説得力のあるいい内容だったのだが、2章以降は支離滅裂、時として科学的根拠もない憶測を含む内容が出て来て閉口してしまう。例えば、住環境としては湿度を高すぎず、低すぎずに制御するのが大切[1]なのに、自社システムに引きずられたのか、湿度を低くすること言及が偏重しており、バランスを欠いている等々。残念ながら1章以外はお薦めできません。 [1]住宅環境学入門、彰国社2023/06/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/212652
  • ご注意事項

最近チェックした商品