内容説明
塔のある家に引っ越してきたデヴニー。地味な女の子で、新しい学校になじめるかとても不安だったが、美少女アリッサがやさしく迎えてくれた。デヴニーは、よろこびながらも、彼女の美貌に嫉妬をおぼえる。そして、塔のなかから、彼女を破滅へと誘う声が響きはじめる。
著者等紹介
クーニー,キャロライン・B.[クーニー,キャロラインB.][Cooney,Caroline B.]
1947年生まれ。アメリカコネチカット州で育つ。小さい頃から物語が大好きで、大学に入って本格的に執筆をはじめる。主にティーン向けのミステリ、ホラー作品を発表し、その数は100作以上にのぼる
神戸万知[ゴウドマチ]
ニューヨーク州立大学卒。白百合女子大学大学院博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぴよママ
0
前回と同じ流れ。少女がバンパイアを通じて自分の欲望と良心の間で 葛藤し 成長していく様を描いている。2013/10/05
りんふぁ
0
話の進め方は契約とあまり変わらないし、終わり方も似ているかも。ヴァンパイアがね~。ん~悪魔や悪霊っぽいですよね。なんか違和感あったままのシリーズ読破でした。2013/05/24
ノスケ
0
自分がしている事の愚かしさを唐突に自覚して、一気にヴァンパイアとの関係を絶ち始めるのはアメリカ的だなと思った。地味な子に戻っても自分は変わったんだから大丈夫という前向きな形で終わってるけど、どうせならヴィクトリアやカレンとの関係が地味な子に戻った後の事まで書いて欲しかったな。2013/02/09
道錬
0
自分から落ちていく様子を見ると、ぞっとすると同時に意外と共感してしまう部分もある。2019/02/15