内容説明
舞台は南半球、オーストラリアのシドニー。カフェでは、フィリッパが書いたエロティックな短篇小説をシャンタルたちが、読んでいた。小説は、これから長篇になっていくらしい。―各章が輪舞(ロンド)のように繋がり、物語は意外な展開に。全篇にあふれるユーモアと、知的な会話。そして抱腹絶倒な、セックス・ファンタジーの饗宴。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
19
1998年代後半に出版されたとき、リアルタイムで読んでいたらもっと面白かったろうな。女子が大学を卒業するのが当たり前になってきた世代。でも、まだ親からは古い価値観を叩きこまれ、キャリアやセックス、アイデンティティの獲得に苦しんでいる。そんな部分が面白かった。2016/10/27
アカツキ
11
1995年オーストラリア発のコメディ・エロティカ。「Sex and the City」みたいな話。本国とアメリカではよく売れたらしい。当時は面白かったのかな?2021/12/17
みちみち
0
オーストラリアの本を読んだのは初めてかもしれません。いろんな意味で新鮮でした笑 いってみたいですオーストラリア!2012/12/31
世玖珠ありす
0
オーストラリア版『SEX and the CITY』。女同士の赤裸々なセックス談義。女の妄想、セックス・ファンタジーを綴ったエロティカ小説。男性仕様の官能小説よりも粘着質じゃないのがイイ。2010/04/13