内容説明
まじめで頑固な針つくり職人のチャンダの娘サラに一目惚れした、大金持ちの一人息子タッカリーは、身分違いだと両親に結婚を反対され、家出するのですが…。未来に生きる子どもたちとすべての大人たちに贈るたくさんの愛がつまった物語です。
著者等紹介
瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年徳島県生まれ。東京女子大学卒業。1957年、「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞受賞。1963年、『夏の終り』で第2回女流文学賞受賞。1973年、中尊寺で得度受戒。1992年、『花に問え』で谷崎潤一郎賞、1995年、『白道』で第46回芸術選奨文部大臣賞受賞。1997年、文化功労者。1998年、NHK放送文化賞受賞。2001年、『場所』で野間文芸賞受賞。2006年、国際ノニーニ賞受賞、文化勲章受章。2007年、徳島県民栄誉賞受賞
たなか鮎子[タナカアユコ]
1972年福岡県生まれ。デザイン会社勤務を経て、イラストレーターとして個展を中心に活動。2000年、ボローニャ国際児童図書展の絵本原画展入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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