青い鳥文庫Kシリーズ<br> ふしぎな足音

青い鳥文庫Kシリーズ
ふしぎな足音

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  • サイズ B40判/ページ数 213p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062660082
  • NDC分類 K908
  • Cコード C8297

内容説明

小学中級から。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

54
小学生の時、このシリーズで怪奇小説好きに目覚めました。ストーカーの黒猫の話はやっぱり、怖いけど女としては理解できるのが複雑。表題作は『ランプ』という題名で読んだことがあるのですが、怖い話のはずなのに小川未明の「金の輪」のように虚脱と一抹の安堵感に包まれるのが不思議なんですよね。ウェルズの『赤い部屋の恐怖』は子供の時はピンと来なかったオチに納得。最後の話は江戸川乱歩の『目羅博士の不可思議な犯罪』みたい。2015/03/05

奥山 有為

3
青い鳥文庫のくせに、といったらなんですが怖がりな私にはトラウマものでした。幽霊もの以外の怖い話もあるのですが、後味わるいもので忘れられません。特に最初の話。イラストも怖かった。2012/02/20

ろばこ

1
再読。児童向けの青い鳥文庫の怪奇小説アンソロジーシリーズ1。「黒猫」「壁の中のアフリカ」ほか。シリーズ読破したいなあ。2015/11/14

ワタナベ読書愛

0
1996年刊行。レイ・ブラッドベリ他、1800年代~1900年代の有名な小説家の短編7編を収録。SF、心理、祟り・呪い系、魔女…など、いろんなタイプの怪談が楽しめる。現代と違い、電気・ガス・スマホなどがない生活で、舞台が欧米。読み始めてから、文章には書かれていない風景や人物の見た目を想像して楽しめた。自分の予想と挿絵とのギャップが激しかったが、充分不気味で恐ろしかった。特に、生活全般が自動化された未来の話は、便利な機械に溺れる人間の弱さや愚かさが、生々しく描かれ、身につまされる。スマホ中毒の末路みたいだ。2022/08/25

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