内容説明
「粗食のほうが長生き」?「家族との同居が幸せ」?これらはすべて高齢者を疎外する誤情報である!8割以上の高齢者が自立し、社会貢献をしている事実。旧来の保健・社会・栄養常識を塗り替える「老年学」の成果とは。世代間の信頼を取り戻し、「老化」の恐怖を一掃する中高年への福音書。
目次
序章 高齢者が社会を支える
第1章 老人の健康常識の嘘
第2章 孤独死する老人は英雄だ
第3章 世代間信頼と相互扶助
第4章 天寿をまっとうするには
終章 豊かな死にむけて
著者等紹介
柴田博[シバタヒロシ]
1937年北海道生まれ。北海道大学医学部卒業。医学博士。東京大学医学部第四内科、東京都老人医療センター、東京都老人総合研究所(副所長)等を経て、現在、桜美林大学大学院老年学教授、加齢発達研究所所長。日本老年学会理事、世界高齢者団体連盟(IFA)理事。日本老年医学会代議員、日本循環器学会専門医
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。