内容説明
マンション・チラシは下手な推理小説より面白い!魅力溢れるコピー、美しい外観予想図、新生活への夢をふくらませる間取り図…。しかしその裏には、何とかして「空き住戸」を売りつくそうと企むデベロッパーが時間とお金をかけて作った“巧妙なるトリック”が隠されている。本書では、幅広い建物の設計・施工・維持管理に携わった建築のプロが、豊富な実例を使って正しいチラシの読み解き方を教える。これからマンションを買う予定がある人にもない人にも、驚愕の真実がこの一冊に。
目次
第1章 デベロッパーの小手先戦略?(モデルルームの巧みな仕掛けに要注意;カタログ商品的な設備満載で主婦をねらい撃つ ほか)
第2章 巧みな表現に惑わされるな!(修飾語をよく吟味しよう;「ノルディック・テイスト」って、何? ほか)
第3章 消費者に必要な情報をキチンと提示すべし!(消費者に必要な情報が充分提供されているか?;方位は正確を期すべし ほか)
第4章 このマンションは買いか?(「屋上緑化」は居住者にとってメリットがあるのか;大浴場は、遠からず不良資産化する? ほか)
第5章 マンション展望(ディスポーザーは便利そうなのだが…;安易な間取り変更は、騒音トラブルのもと ほか)
著者等紹介
武内修二[タケウチシュウジ]
1957年、横浜生まれの京都育ち。1983年、早稲田大学大学院理工学研究科修士課程を修了後、エネルギー関係の会社に入社。社宅・社員寮・保養所といった会社の福利厚生施設から大型のプラント施設に至る、幅広い種類の建物の設計・施工監理から維持管理におよぶ建築業務全般に従事。一級建築士、一級建築施工管理技士、一級管工事施工管理技士、一級造園施工管理技士、建築設備士、消防設備士、二級ボイラー技士、浄化槽設備士など、建築関係の多数の資格と総合的な実務経験を有している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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